工業英語演習

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 工業英語演習
科目番号 0136 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 江崎秀司・樋口晶彦著『工学を志す人の工業英語』研究社出版、1995年、1700円 (+ 税)
担当教員 板垣 貴喜

到達目標

1. 工業英語特有の表現方法を学び、英文和訳ができる。
2. 工業英語における受動態と能動態の使い分け、無生物主語の活用 (擬人法)、助動詞の使い分け等を学び、工業英語の基礎作文ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1500語以上の専門的な英単語およびその意味を覚えることができる250語以上の専門的な英単語およびその意味を覚えることができる専門的な英単語およびその意味を覚えることができない
評価項目2技術論文の和訳ができる工業英文の和訳ができる工業英文の和訳ができない
評価項目3工業英語特有の表現を用いて、レポートや報告書の作成ができる工業英語の基礎作文ができる工業英語の基礎作文ができない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 3(2) 英語によるコミュニケーション

教育方法等

概要:
1. 工業英語特有の表現方法について学習する。
2. 専門的な英単語を習得する。
授業の進め方・方法:
1. 授業は講義と演習で行う。
2. 合計8回の英単語の小テストを行う。
3. 授業90分間に対して90分以上の復習を教科書や配布資料を活用して行う。
注意点:
(1)小テストや演習の評価の比重が大きいため,総合評価(成績)が合格点に満たない場合の再試験は行わない.
(2)中間試験,定期試験および小テストは,いずれも持ち込み不可である.
(3)小テストは全8回 を予定しており,テスト時間は約10分間とし実施する.
(4)1回の小テストで覚える単語数は約20単語とする.小テストで出題する単語は教科書p. 91 ~ 103の中から抜粋したものである.
(5)単語テストでの不正行為が発覚した場合,厳罰とする.
(6)英作文や翻訳の演習を行うため,演習に必要な辞書を必ず持参すること.
(7)授業中に行う小テストおよび課題は中間および定期試験の試験範囲に含む.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 工業英語とは 授業概要の説明および文献講読(輪講)の個人担当の割り当て
2週 冠詞 冠詞について理解できる
3週 冠詞 冠詞について理解できる
4週 受動態、能動態、無生物主語 受動態、能動態、無生物主語について理解できる
5週 受動態、能動態、無生物主語 受動態、能動態、無生物主語について理解できる
6週 工業英文の和訳 工業英文を和訳することができる
7週 工業英文の和訳に関する解説 和訳の添削および解説
8週 後期中間試験 試験実施
4thQ
9週 答案返却 答案の返却および解説
10週 助動詞 助動詞について理解できる
11週 分詞構文 分詞構文について理解できる
12週 文献講読 基礎的な工業英文(論文・専門書等)を読む内容を理解できる
13週 文献講読 基礎的な工業英文(論文・専門書等)を読む内容を理解できる
14週 文献講読 基礎的な工業英文(論文・専門書等)を読む内容を理解できる
15週 後期定期試験 試験実施
16週 答案返却 答案の返却および解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他小テスト課題合計
総合評価割合50000003515100
基礎的能力000000000
専門的能力50000003515100
分野横断的能力000000000