論文作成技法

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 論文作成技法
科目番号 m0680 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 木下是雄著『理科系の作文技術』,中央公論新社,1981年,700円(+税)
担当教員 小田 功

到達目標

1.構成表を用いて理路整然とした小論文が書ける
2.逆茂木型の文章を排除し,読みやすい文章が書ける
3.事実と意見を書き分けられる
4.短文化することで,まぎれのない文章が書ける
5.格の正しい文章が書ける

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1理路整然とした説得力のある文章が書ける理路整然とした文章が書ける理路整然とした文章が書けない
評価項目2まぎれのない簡潔な文章が書けるまぎれのない文章が書けるまぎれのない文章が書けない
評価項目3格の正しい分かりやすい文が書ける格の正しい文が書ける格の正しい文が書けない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 3(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.理科系の仕事の文書を書く技術を学ぶ
2.実際に文章を書くトレーニングをする
授業の進め方・方法:
1.授業は講義形式でおこなうが,講義内容を確認するための課題も課す
2.成績は授業で課す課題の平均点で評価する
注意点:
1.授業に欠席した場合も,課題は提出すること
2.実験レポートなどの文章を書く際に,文法的に正しく明確な文章を書くように心がけること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業の目的 技術者が書く文書の役割を説明できる
2週 良くない文章例 文書作成時に陥りやすい誤りを説明できる
3週 文章の組み立て1 論文における記述の順序と序論,結論に書くべき内容を説明できる
4週 文章の組み立て2 論文における本論の組み立て方を説明できる
5週 小論文の作成1 目標規定文を書ける
6週 小論文の作成2 構成表が書ける
7週 小論文の作成3 理路整然とした小論文が書ける
8週 小論文の作成4 理路整然とした小論文が書ける
4thQ
9週 文の構造と文章の流れ1 逆茂木型の文章を分かりやすい文章に修正できる
10週 文の構造と文章の流れ2 逆茂木型の文章を分かりやすい文章に修正できる
11週 事実と意見 事実と意見を明確に書き分けられる
12週 文は短く簡潔に 簡潔な文章が書ける
13週 格の正しい文と受け身の文 格の正しい文が書ける
14週 パラグラフ 段落の分け方が説明できる
15週 はっきり言い切る姿勢 日本語文章の表現上の欠点を説明できる
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題その他合計
総合評価割合000001000100
基礎的能力00000000
専門的能力00000000
分野横断的能力000001000100