設計法Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 設計法Ⅱ
科目番号 m0550 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 三田純義、黒田孝春ほか著「機械設計法」 コロナ社 3400円(+税)
担当教員 高橋 美喜男

到達目標

・機械強度や機械要素の設計に関する基礎知識を説明できる。
・機械要素の機能や特徴を説明できる。
・機械強度や機械要素に関する設計計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1設計に関する基礎知識の説明と応用ができる。設計に関する基礎知識を説明できる。設計に関する基礎知識を説明できない。
評価項目2機械要素の特徴を説明できる。機械要素の機能を説明できる。機械要素の機能を説明できない。
評価項目3学んだ手順を応用して設計計算ができる。学んだ手順に従って設計計算ができる。設計計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる
専攻科課程 B-2 説明 閉じる
JABEE B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械を設計する場合、すぐ必要になり役に立つ実務的な科目である。機械の構成要素、規格の知識と要素部品の設計の仕方や・ 設計計算式の理論的導き方、その意味を理解し、応用できるよう習得する。また、各機械要素の使い方、設計計算を習得する。それを基に実際の機械設計に応用する考え方を身に着けることを目指す。
授業の進め方・方法:
教科書および配布プリントに従って講義を進める。本文の理論的な解説および例題による計算例等を示した後、質疑応答を行う。学生は、これらを行った後に練習問題と取り組むことによって内容の理解を深める。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 転がり軸受1 転がり軸受の種類、選定方法を理解できる。
2週 転がり軸受2 転がり軸受の寿命計算ができる。
3週 潤滑 給油・密封装置が理解できる。

4週 歯車1 歯車の種類と平歯車の切り下げ等のかみ合い基礎が理解できる。
5週 歯車2 平歯車のすべり速度すべり率が計算できる。
6週 歯車3 はすば歯車のかみ合い率が計算できる。
7週 歯車4 歯車の基本的な損傷形態が理解できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験返却・解答
歯車5
理解不足な部分を解消することができる。歯面摩耗を理解できる。
10週 歯車6 歯元応力を計算できる。
11週 歯車7 歯面接触応力を計算できる。
12週 歯車8 歯面瞬間温度上昇を理解できる。
13週 ベルト ベルトの特性と種類を理解できる。
14週 チェーン チェーンの特性と種類を理解できる。
15週 期末試験
16週 試験返却・解答 試験問題の解説に基づき、理解不足な部分を解消することができる。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000