工学演習Ⅲ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 工学演習Ⅲ
科目番号 0244 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 資料等は印刷物で配付する
担当教員 内田 洋彰

到達目標

1. 工業力学,機械力学の運動方程式に関する演習問題を解くことができる
2. ロボットシステムに関する課題を解くことができる
3. ラプラス変換,行列を用いた制御工学に関する演習問題を解くことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1工業力学,機械力学で学んだ解法を応用問題に適用できる工業力学,機械力学の演習問題を解くことができる工業力学,機械力学の演習問題を解くことができない
評価項目2ロボットシステムで解決できる課題を発見し,解決方法を提案できる問題を解決するロボットシステムを提案できる。ロボットシステムを提案できない
評価項目3代表的な機械システムの課題をラプラス変換,行列を用いた形式に表すことができる機械システムの問題をラプラス変換,行列を用いて解くことができる機械システムの問題をラプラス変換,行列を用いて解くことができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1. 工業力学,機械力学の運動方程式に関する演習問題を解く
2. ロボットシステムを用いて解決できる問題発見および解決方法を検討する
3. ラプラス変換および行列を用いた制御工学の演習問題を解く
授業の進め方・方法:
担当教員により、演習問題および解決すべき問題について資料を配布し演習形式で実施する。
レポート提出と中間試験,定期試験を行う。
注意点:
実際の機械システムが演習課題とどのように関連しているか常に意識して演習を行うこと

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 工業力学の演習(1) 工業力学の演習問題(力・モーメント)を解くことができる
2週 工業力学の演習(2) 工業力学の演習問題(トラス・重心)を解くことができる
3週 工業力学の演習(3) 工業力学の演習問題(摩擦)を解くことができる
4週 工業力学の演習(4) 工業力学の演習問題(仕事・動力・エネルギ)を解くことができる
5週 工業力学の演習(5) 工業力学の演習問題(斜面・ねじ・トルク)を解くことができる
6週 機械システムの運動方程式に関する演習(1) 機械システムの運動方程式の演習問題を解くことができる
7週 機械システムの運動方程式に関する演習(2) 機械システムの運動方程式の演習問題を解くことができる
8週 中間試験 試験実施
4thQ
9週 ロボットシステムに関する演習(1) ロボットシステムに関する演習問題を解くことができる
10週 ロボットシステムに関する演習(2) ロボットシステムに関する演習問題を解くことができる
11週 ラプラス変換の工学に関する演習 ラプラス変換の工学に関する演習問題を解くことができる
12週 行列を用いた制御システムに関する演習(1) 行列を用いた制御システムに関する演習問題を解くことができる
13週 行列を用いた制御システムに関する演習(2) 行列を用いた制御システムに関する演習問題を解くことができる
14週 行列を用いた制御システムに関する演習(3) 行列を用いた制御システムに関する演習問題を解くことができる
15週 ロボット,制御工学に関する演習 ロボット,制御工学の演習問題を解くことができる
16週 定期試験 試験実施

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。4後1
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。4後1
一点に作用する力のつりあい条件を説明できる。4後1
力のモーメントの意味を理解し、計算できる。4後1
偶力の意味を理解し、偶力のモーメントを計算できる。4
着力点が異なる力のつりあい条件を説明できる。4後1
重心の意味を理解し、平板および立体の重心位置を計算できる。4後2
仕事の意味を理解し、計算できる。4後4
てこ、滑車、斜面などを用いる場合の仕事を説明できる。4後5
エネルギーの意味と種類、エネルギー保存の法則を説明できる。4後4
位置エネルギーと運動エネルギーを計算できる。4後4,後5
動力の意味を理解し、計算できる。4後4,後5
すべり摩擦の意味を理解し、摩擦力と摩擦係数の関係を説明できる。4後3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力0000000
専門的能力60000040100
分野横断的能力0000000