国語表現

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 国語表現
科目番号 20264210533g0060 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 スライド、プリントによる
担当教員 田嶋 彩香

到達目標

評価項目1.実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
評価項目2.報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。
評価項目3.収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。
評価項目4.報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。
評価項目5.課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。
評価項目6.相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句について説明できる。実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できない。
評価項目2・3・4目的に応じた情報を適切に収集・分析・整理し、主張を論理的に展開した報告・論文として作成できる。目的に応じた情報を収集・分析・整理し、主張をおおよそ論理的に展開した報告・論文として作成できる。目的に応じた情報を収集・整理できず、主張の論理的報告・論文を作成できない。
評価項目5・6根拠に基づいて主張し、相手を尊重しつつ集団の考えをまとめられる議論ができる。根拠に基づいて主張し、相手を尊重して集団の考えをおおよそまとめられる議論ができる。根拠なく主張できず、相手を尊重せず集団の考えをまとめられない議論しかできない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R5までのDP) R5までDP_3 教養と倫理観の修得と社会への貢献
JABEE C-1 日本語の記述能力

教育方法等

概要:
実践的な文章作成力、情報収集・分析・整理能力、報告書執筆力、議論力、相手尊重の集団対話力を養う。学生が、ビジネスや研究の現場で自信を持って発信できるコミュニケーション力を養い、社会で活躍する基盤を築くことを目指す。
授業の進め方・方法:
①プリントおよびスライドを用いた講義形式により講義する。インターネットを利用する回もあるので、各自パソコンやタブレット端末等を用意してほしい。
②必要に応じ、ペア・グループディスカッションを実施し、自身の洞察を相互に共有・深化させる。
③各授業内容の理解状況を確認するため、定期的に小テストを実施する。
④到達目標の達成度を総合的に評価するため、課題の提出および定期試験を実施する。
注意点:
マナーや文章表現は、伝える相手や状況、目的等によって使い分けることが重要である。
たとえば、日常会話とビジネスの場では、表現の仕方や言葉遣いが大きく異なる。日常会話では、親しい人同士であればくだけた表現や口語が用いられるが、ビジネスシーンでは丁寧で礼儀正しい表現が求められる。また、学問領域においても、各分野に応じた専門的な言い回しや独自の表現方法、慣例等が存在する。
この授業で扱う内容は、あくまでも一例であることを踏まえ、実生活ではその時々において臨機応変に対応されたい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
どこかおかしい文
授業の方針、小テスト・課題提出に関する諸注意等を理解できる。
総合問題などに取り組み、よりよい文を書くための要点を理解できる。
2週 日本語トレーニング①
似た意味の言葉など
「思う/考える」など、どちらを使うべきか判断が必要な言葉の用法を理解できる。
3週 日本語トレーニング②
「は」と「が」など
主語と主題の違いなど、基礎的な日本語文法を理解できる。
4週 日本語トレーニング③
「この/その/あの/どの」など
指示詞・疑問詞(コソアド)など、基礎的な日本語文法を理解できる。
5週 敬語とビジネスマナー① 敬語の種類を理解し、状況に応じて適切な敬語を使うことができる。
6週 敬語とビジネスマナー② 一般知識やマナー、接遇や職務知識を理解し使うことができる。
7週 手紙と実務的な文章の書き方 手紙や実務的な文章の書き方を理解し作成することができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 文化庁「現代仮名遣い」「送り仮名」にアクセスしてみる インターネットを利用し、現代仮名遣いのルールを収集・分析し、課題に応じて整理することができる。
10週 国立国会図書館「デジタルコレクション」・論文検索サイトにアクセスしてみる 収集した資料について、「タイトル・著者・出版年・資料種別(本・雑誌記事・資料など)」を整理した一覧表を作成できる。
11週 婉曲表現①
「言いにくいこと」の言い換えを考える
日常生活の中で、「言いにくいこと」はどんなことかを思い浮かべて、それを伝える際にどんな工夫をしているかについて、グループで共有し議論することができる。
12週 婉曲表現②
「言いにくいこと」の言い換えを考える
前回の言い換えをもとに、日常の具体的な場面を設定し、相手との関係(友人・先輩・上司など)に応じた表現や伝え方をグループで検討し、表現辞書案を作成することができる。
13週 婉曲表現③
「やさしいことば辞典」を作る
グループで作成した表現辞書案を発表し、「言いにくいこと」の伝え方を共有・議論できる。
14週 婉曲表現④
「やさしいことば辞典」を作る
グループで作成した表現辞書案を発表し、「言いにくいこと」の伝え方を共有・議論できる。
15週 「やさしいことば辞典」の編纂
総まとめ
「やさしいことば辞典」を編纂することができる。
本講義で扱ったことを振り返り、身に付けた知識や技能を示すことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後15
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3後9,後10,後15
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3後9,後10,後15
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3後9,後10,後15
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3後11,後12,後13,後14,後15
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験課題1課題2小テスト合計
総合評価割合60151510100
評価項目160001070
評価項目2・3・40150015
評価項目5・60015015