英語IVA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語IVA
科目番号 g0210 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ・3ラウンド・システムに基づいて作成したスライド教材『First Step Abroad』
・『Deep Listening Level 2』公益財団法人 日本英語検定協会,2006年
・『COCET2600 理工系学生のための必修英単語2600』成美堂,2012年
担当教員 岩崎 洋一

到達目標

・日常生活の身近な話題について英語を聞き,情報や考えなどを理解することができる。
・英語によるコミュニケーションに必要な基本的な文法力を身につけることができる。
・積極的に英語によるコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけることができる。
・理工系学生のための必修英単語(『COCET 2600』の「No.1001~1500」)を500語習得することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 リスニング日常生活の身近な話題について英語を聞き,発話の意図などを正確に理解することができる。日常生活の身近な話題について英語を聞き,情報や考えなどを理解することができる。日常生活の身近な話題について英語を聞き,情報や考えなどを理解することができない。
評価項目2 英語の発音単語の発音や強勢,センテンスのイントネーションなどを正確に理解し,音読あるいは発話することができる。単語の発音や強勢,センテンスのイントネーションなどを理解することができる。単語の発音や強勢,センテンスのイントネーションなどを理解することができない。
評価項目3 語彙工学分野で必要となる基本的な語彙を正確に身に付けることができる。工学分野で必要となる基本的な語彙を概ね身に付けることができる。工学分野で必要となる基本的な語彙を身に付けることができない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 3(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語ⅡA・ⅡBで培われた英語の音声によるコミュニケーション能力を発展させ,主に基本的なリスニング能力を身に付けることを目的とした授業である。同時に,英語によるコミュニケーションに必要な基本的な文法力を身に付けるとともに,積極的に英語によるコミュニケーションを図ろうとする態度を涵養することも目的とする。さらに,工学分野で必要となる基本的な語彙を習得する。
授業の進め方・方法:
・3ラウンド・システムの理論に基づき,リスニング活動を中心に授業を行う。従来の英語の授業とは大きく異なる部分が多くあるので,指示に従い主体的に授業に参加することが重要となる。
・本授業では『First Step Abroad』の全5ユニットのうちユニット1, 2, 3の3ユニットを扱う。
・定期的にプリントを配布するので,保存用のファイルを用意すること。
・『COCET2600』は,単語No. 1001-1500を学習範囲とし,定期的に語彙Quizを行う。
・原則毎週COCET 2600の課題(Vocabulary Drill)を課す。
・QuizとVocabulary Drillは,WebClassを活用して行うので常にサインインできるようにしておくこと。
・授業の連絡等は,Microsoft Teams(木更津高専テナント)で行うので常に確認すること。
・Deep Listeningは主に自学自習の教材として用いる。学習範囲や方法等の詳細については授業中に説明する。
注意点:
・中間試験および定期試験を実施し,試験成績(2回の試験の平均点)を60%,Quizの成績を20%,課題の提出状況等を20%として総合評価する。
・授業中はリスニング活動を中心に行うので,積極的に参加することが重要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・ガイダンス
・事前テスト
・授業内容や授業方法等について理解することができる。
2週 ・Unit 1 Messages, Step 1 ・機内アナウンスや天気予報などのメッセージを聞き,大まかな内容を理解することができる。(MCC)
3週 ・Unit 1 Messages, Step 2
・Quiz 21(No. 1001-1050)
・機内アナウンスなどのメッセージを聞き,正確に聞き取ることができる。(MCC)
4週 ・Unit 1 Messages, Step 2
・Quiz 22(No. 1051-1100)
・天気予報などのメッセージを聞き,正確に聞き取ることができる。(MCC)
5週 ・Unit 1 Messages, Step 3
・Quiz 23(No. 1101-1150)
・機内アナウンスや天気予報などのメッセージを聞き,言われていることを総合して「結論や発話の意図」を理解することができる。(MCC)
6週 ・Unit 2 On a Trip, Step 1
・Quiz 24(No. 1151-1200)
・旅行に関する場面での会話を聞き,大まかな内容を理解することができる。(MCC)
7週 ・Unit 2 On a Trip, Step 2
・Quiz 25(No. 1201-1250)
・旅行に関する場面での会話を聞き,正確に聞き取ることができる。(MCC)
8週 ・中間試験
2ndQ
9週 ・Unit 2 On a Trip, Step 2 ・旅行に関する場面での会話を聞き,正確に聞き取ることができる。(MCC)
10週 ・Unit 2 On a Trip, Step 3
・Quiz 26(No. 1251-1300)
・旅行に関する場面での会話を聞き,言われていることを総合して「結論や発話の意図」を理解することができる。(MCC)
11週 ・Unit 3 Daily Life, Step 1
・Quiz 27(No. 1301-1350)
・ファーストフード店や病院などでの日常会話を聞き,大まかな内容を理解することができる。(MCC)
12週 ・Unit 3 Daily Life, Step 2
・Quiz 28(No. 1351-1400)
・ファーストフード店や病院などでの日常会話を聞き,正確に聞き取ることができる。(MCC)
13週 ・Unit 3 Daily Life, Step 2
・Quiz 29(No. 1401-1450)
・病院などでの日常会話を聞き,正確に聞き取ることができる。(MCC)
14週 ・Unit 3 Daily Life, Step 3
・Quiz 30(No. 1451-1500)
・ファーストフード店や病院などでの日常会話を聞き,言われていることを総合して「結論や発話の意図」を理解することができる。(MCC)
15週 ・定期(前期末)試験
16週 ・試験返却,解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前5,前10,前14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,前6,前11
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前3,前4,前7,前9,前12,前13
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前5,前10,前14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前5,前10,前14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前3,前4,前5,前7,前9,前10,前12,前13,前14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前5,前10,前14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2前5,前10,前14
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2前5,前10,前14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2前3,前4,前5,前7,前9,前10,前12,前13,前14
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2前5,前10,前14
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2前5,前10,前14

評価割合

試験Quiz課題合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000