哲学A

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 哲学A
科目番号 g0630 科目区分 一般 / 必修選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業時に資料を配布する
担当教員 小谷 俊博

到達目標

到達目標1. 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。
到達目標2. 哲学における主要なテーマ(知識・言語・心・自由意志など)についての基本的な考え方や議論の構造を理解できる。
到達目標3. 科学・政治・道徳・宗教・芸術・論理など、社会や文化と関わる哲学的テーマについての基本的な問いや立場を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について深く考察できる。人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できない。
評価項目2哲学における主要なテーマについての基本的な考え方や議論の構造を十全に理解できる。哲学における主要なテーマについての基本的な考え方や議論の構造を理解できる。哲学における主要なテーマについての基本的な考え方や議論の構造を理解できない。
評価項目3社会や文化と関わる哲学的テーマについての基本的な問いや立場を十全に理解できる。社会や文化と関わる哲学的テーマについての基本的な問いや立場を理解できる。社会や文化と関わる哲学的テーマについての基本的な問いや立場を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R5までのDP) R5までDP_3 教養と倫理観の修得と社会への貢献
JABEE A-1 人間性と健康な心身

教育方法等

概要:
この授業では、知識、言語、心、自由意志など、人間や世界に関する基本的な問いを扱う哲学的なテーマについて学ぶ。また、科学、政治、道徳、宗教、芸術、論理といった社会や文化に関わる哲学的問題も取り上げ、それぞれのテーマにおける代表的な考え方や議論の構造について理解を深める。専門知識を前提とせず、身近な問いを出発点に哲学的思考の基礎を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
スライドで問題を提起しつつ、適宜考える時間を取る。時に指名して意見を求める、あるいは学生間でのディスカッションを取れ入れる予定である。なお、この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習を180分以上行うこと。自学自習は、授業資料のうち授業で取り扱えなかった発展的な内容について考えること、授業内容の復習、次回のテーマの事前調査に加えて、毎回出される事前課題・事後課題に取り組むこと。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業全体の方針と扱う内容について理解する。
2週 知識 知識についての哲学的なトピックについて理解する。
3週 懐疑 懐疑についての哲学的なトピックについて理解する。
4週 言語 言語についての哲学的なトピックについて理解する。
5週 心についての哲学的なトピックについて理解する。
6週 人格の同一性 人格の同一性についての哲学的なトピックについて理解する。
7週 自由意志 自由意志についての哲学的なトピックについて理解する。
8週 中間試験
2ndQ
9週 科学 科学についての哲学的なトピックについて理解する。
10週 政治 政治についての哲学的なトピックについて理解する。
11週 道徳 道徳についての哲学的なトピックについて理解する。
12週 宗教 宗教についての哲学的なトピックについて理解する。
13週 芸術 芸術についての哲学的なトピックについて理解する。
14週 論理 論理についての哲学的なトピックについて理解する。
15週 総まとめ これまでの授業内容を振り返る。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14

評価割合

ワークシート試験合計
総合評価割合2080100
評価項目1, 2, 32080100