概要:
欧州言語共通参照枠A2+に対応したテキストSchritte. plus.com 3 を使い、ドイツ語の読解力、聴解力、筆記力、会話力の更なる向上を目指す。ドイツ語検定2級・欧州言語共通参照枠B1合格が可能となる総合的なドイツ語を身につける。
授業の進め方・方法:
4名のグループを作り、演習形式で授業を進める。授業内で提示された課題を、1)個人、2)ペア、3)グループで解いていく。
ドイツ語の聴解力を高めるため、Deutsche Welleのtelenovla,Jojo sucht das Glück(1話5分程度)を毎回視聴する(ドイツ語Ⅱからの継続視聴)。
ドイツ語の会話力を高めるため、年4回の口頭試験を実施する。
ドイツ社会と文化をより良く理解するため、年間4回程度、ドイツ人講師を招いてProjektunterrichtを実施する。
注意点:
ドイツ語Ⅱからの継続受講を基本とする。ドイツ語Ⅱで学習した中級レベルのドイツ語の文法事項、CEFR A2レベルの語彙力を理解していることは必要である。
独検2級、およびGER:B1の学習内容レベルの授業を行う。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス |
自己紹介や他者紹介。これまで学んできた、ドイツ語やドイツ語圏の文化のどこのようなことに興味を抱いているのかを、第三者にドイツ語で説明する。
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2週 |
Lektion 1 Kennenlernen |
Familien(家族)に関する語彙を増やす(目標50語)。空港で初対面の人を出迎える場面について、会話をしみレーションしてみる。(ドイツ語会話力の向上)
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3週 |
Lektion 1 Kennenlernen |
接続詞weil, dennを用いて、文章を数多く作ることができる。sein, habenを使った現在完了形について復習する。
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4週 |
Lektion 1 Kennenlernen |
理由を述べる表現について学ぶ。自分の意見を根拠づける表現がドイツ語でできるようになる。
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5週 |
Lektion 1 Kennenlernen |
Sieを使ったフォーマルな文章表現や常套句について学ぶ。
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6週 |
Lektion 2 Zu Hause |
HauseやMieten(賃貸)に関する語彙を増やす(目標50語)。
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7週 |
Lektion 2 Zu Hause |
場所を表す副詞について学ぶ。その単語を使って文章を作ることができる。
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8週 |
Lektion 2 Zu Hause |
地図を見て場所を訪ねたり、第三者に道案内をする表現を習得する。
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2ndQ |
9週 |
Lektion 2 Zu Hause |
ドイツ語のゴミの分別やリサイクルについて学ぶ。またそれに関する長文を読み、内容を理解する。
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10週 |
Lektion 3 Essen und Trinken |
Essen(食事) と Trinken(飲み物)に関する語彙を増やす(目標50語)。
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11週 |
Lektion 3 Essen und Trinken |
疑問詞を使った表現のヴァリエーションを増やす。3・4格支配の前置詞について復習する。
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12週 |
Lektion 3 Essen und Trinken |
Restaurantでの会話について、グループでシミレーションしてみる。(ドイツ語会話力の向上)
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13週 |
Lektion 3 Essen und Trinken |
"Currywurst"についての長文を読み、その内容を理解する。自国の食文化について、ドイツ語で説明する。
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14週 |
Lektion 4 Arbeitswelt |
Arbeitenに関する語彙を増やす(目標50語)。ドイツの労働事情について理解する。
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15週 |
Lektion 4 Arbeitswelt |
長文"Deutsche sind Freizeitweltmeister" を読み、自分の意見を述べる。相手の意見に対してコメントする。
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16週 |
期末試験 |
これまでに学習した内容の到達度を確認する。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Lektion 4 Arbeitswelt |
定冠詞類・所有冠詞類の活用について理解し、実際に文章を作って表現することができる。
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2週 |
Lektion 4 Arbeitswelt |
職場をテーマとしたリスニング問題にチャレンジする。ドイツ語の聴き取り力を向上させる。
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3週 |
Lektion 5 Sport und Fitness |
Sportに関する語彙を増やす(目標50語)。
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4週 |
Lektion 5 Sport und Fitness |
Sportに関する資料やデータをドイツ語で読むことができる。
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5週 |
Lektion 5 Sport und Fitness |
動詞+前置詞のFeste Verbindungenのストックを増やす(目標30語)。
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6週 |
Lektion 5 Sport und Fitness |
長文"Frau Özer bleibt am Ball" を読み、自分の意見を述べる。相手の意見に対してコメントする。
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7週 |
Lektion 6 Schule und Ausbildung |
Schule(学校)やAusbildung(職業教育)に関する語彙を増やす(目標50語)。ドイツの学校教育・職業教育のシステムについて理解する。
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8週 |
Lektion 6 Schule und Ausbildung |
助動詞の過去形の活用の復習、dassを使った副文の復習。ドイツ語の語順の特性について考える。
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4thQ |
9週 |
Lektion 6 Schule und Ausbildung |
ドイツの教育システムとAusbildungについての文章を読み、ドイツの教育制度・職業教育について考え、自分の意見を述べる。
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10週 |
Lektion 6 Schule und Ausbildung |
長文"Fürs Leben lernen"を読み、自分の意見を述べる。ドイツ語で意見を述べる慣用句について学び、実際にそれを使ってみる。
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11週 |
Lektion 7 Feste und Geschenke |
Feste(祝い事)やGeschenke(プレゼント)に関する語彙を増やす(目標50語)。ドイツのFesteの習慣について学ぶ。
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12週 |
Lektion 7 Feste und Geschenke |
ドイツの祝日や休暇について学ぶ。日本との違いについてドイツ語の文章で表現する。(ドイツ語筆記力の向上)
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13週 |
Lektion 7 Feste und Geschenke |
3格を使った文章表現についてのストックを増やす(目標20語)。3格を取る動詞について学ぶ。
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14週 |
Lektion 7 Feste und Geschenke |
ドイツのHochzeit(結婚式)についての文章を読み、日本との習慣の違いについて考え、ドイツ語の文章で表現する。(ドイツ語筆記力の向上)
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15週 |
Lektion 7 Feste und Geschenke |
"Ein Fest und seine Gäste"と題するリスニング問題を解く。ドイツ語の聴き取り力を向上させる。
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16週 |
期末試験 |
これまでに学習した内容の到達度を確認する。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。 | 3 | |
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。 | 3 | |
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。 | 3 | |
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。 | 3 | |
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。 | 3 | |
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。 | 3 | |
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。 | 3 | |
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。 | 3 | |
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。 | 3 | |
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。 | 3 | |
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。 | 3 | |
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。 | 3 | |
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。 | 3 | |
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。 | 3 | |
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。 | 3 | |