コンピュータ実習

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 コンピュータ実習
科目番号 0023 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 土井滋貴「試しながら学ぶAVR入門」CQ出版 2,520円(税込)
担当教員 若葉 陽一

到達目標

・ マイクロコンピュータのシステムについて基礎的な項目を説明できる。
・ マイクロコンピュータの簡単なプログラムを理解できる。
・ コンピュータセキュリティに関して基礎的な項目を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
マイクロコンピュータに関する知識マイクロコンピュータの利用例、構成、機能について説明できるマイクロコンピュータの基本的な利用例、構成、機能について説明できるマイクロコンピュータの基本的な利用例、構成、機能について説明できない
マイクロコンピュータのプログラミング与えられた課題の他に自分オリジナルな入出力装置を制御するプログラムを記述できる与えられた課題に対して入出力装置を制御するプログラムを記述できる与えられた課題に対して入出力装置を制御するプログラムを記述できない
情報セキュリティに関する知識情報セキュリティに関する脅威を説明でき、特定の事例に対して解決策を導ける情報セキュリティに関する基本的な脅威を説明できる情報セキュリティに関する基本的な脅威を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
マイクロコンピュータの概念を理解するとともに、マイクロコンピュータのプログラミング能力を培うことを目的とする。
また、情報セキュリティに関して脅威やその対策を習得し、特定の事例に対して自ら解決策導けることも目的の1つとする。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で授業で行った後に演習を行う。
演習に関しては、毎回レポートを課す。
注意点:
・毎回の講義・演習内容について、疑問点を残さず、着実に身につけて欲しい。
・授業毎に1時間程度の復習を行うこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
マイクロコンピュータの概要
マイクロコンピュータの定義と利用例について説明できる
2週 マイクロコンピュータの構成と機能 マイクロコンピュータの構成と機能について説明できる
3週 マイクロコンピュータのプログラミング準備 開発環境の使い方を理解し、AVRマイコン上でプログラムを実行できる
4週 LEDの制御 LEDの点灯、点滅等の簡単なLEDの制御プログラムを作成できる
5週 SWとLEDの制御 SW操作によるLEDの制御プログラムを作成できる
6週 LCDの制御1 LCDに文字を表示する制御プログラムを作成できる
7週 LCDの制御2 SW操作によるLCDの制御プログラムを作成できる
8週 これまでの復習 これまでの講義内容の演習問題を解くことができる
2ndQ
9週 割込み 外部割り込み、時間割込みの概念について説明できる
10週 外部割込み
外部割込みを使ったプログラムを作成できる
11週 時間割り込み 時間割り込みを使ったプログラムを作成できる
12週 自由課題 これまで修得したプログラミング技術を応用して自分オリジナルの制御プログラムを作成できる
13週 自習課題 これまで修得したプログラミング技術を応用して自分オリジナルの制御プログラムを作成できる
14週 情報セキュリティ1 情報セキュリティ上の脅威を説明できる
15週 情報セキュリティ2 情報セキュリティ上の脅威への対策について説明できる
16週 定期試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力2000020040
専門的能力2000020040
分野横断的能力1000010020