情報リテラシー

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報リテラシー
科目番号 0023 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 内田智史『C言語によるプログラミング基礎編』(第2版) オーム社、2001年、2,200円(+税)
担当教員 飯田 聡子

到達目標

ネチケット、情報の性質、簡単なアルゴリズムを理解する。その上で、C言語による画面出力やキーボード入力、条件分岐や繰り返しの使い方を覚え、特定の問題に対してこれらを用いてプログラムを作成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報の取り扱い方法と、情報の性質とネチケットを理解できる。また、2・10・16進数の計算ができる。情報の性質とネチケットを理解できる。また、2・10・16進数の計算ができる。情報の性質とネチケットを理解できる。また、ヒントが与えられれば2・10・16進数の計算ができる。情報の性質とネチケットを理解できない。また、ヒントが与えられても2・10・16進数の計算ができない。
提示された問題に対し、アルゴリズムを作成することができ、UNIXにおけるファイル管理の基礎ができる。提示された問題に対し、アルゴリズムを作成することができ、UNIXにおけるファイル管理の基礎ができる。提示された問題に対し、ヒントが与えられればアルゴリズムを作成することができ、UNIXにおけるファイル管理の基礎ができる。提示された問題に対し、ヒントが与えられても、アルゴリズムの作成と、UNIXにおけるファイル管理の基礎ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ネチケットを理解し、正しい情報の取り扱いができるようにする。また、アルゴリズムの概念を理解する。
授業の進め方・方法:
前期は、座学が中心となる。また、試験において80%、レポートにおいて20%の評価割合とする。
注意点:
情報を取り扱う際、自分の行為が周囲に及ぼす影響をよく考えて行動すること。また、演習は積極性をもって臨み、作成したレポートは自分の作品であることに自信が持てるように教科書等を参考にし自らで考えて取り組むこと。また、1時間程度の予習、復習をすることが望ましい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスとネットワークセンター端末の取り扱いについて 授業内容を理解し、ネットワークセンターの情報端末の基本的な取り扱いを習得する。
2週 ネチケット(調べ学習) インターネットの特性を理解しネチケットの基本的概念を自分で調べてまとめることができる。
3週 ネチケット(まとめ) ネチケットの基本概念を理解できる。
4週 情報の概念・性質と表現
情報の特性を理解し、1次情報と2次情報の分類を理解する。
5週 アナログ情報とディジタル情報、情報のディジタル表現 アナログ情報とディジタル情報の特性を理解し、ディジタル情報が2進数で表現されることを知る。
6週 10進数、2進数、16進数 整数を10進数、2進数、16進数で表現できる。
7週 1の補数による負の数の表現 1の補数を用いて2進数で加減算ができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 試験返却と解説
10週 コンピュータの仕組み 情報機器の構成を理解できる。
11週 問題解決の方法論 基本的なアルゴリズムを理解できる。
12週 フローチャート(1) 基本的なアルゴリズムをフローチャートで表現できる。
13週 フローチャート(2) 繰り返しと条件分岐を入れたフローチャートを用いてアルゴリズムを表現できる。
14週 UNIXとファイル管理 ファイルやディレクトリを理解し、UNIXコマンドで簡単なファイル管理ができる。
15週 前期定期試験
16週 試験返却と解説

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000