技術者入門I

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 技術者入門I
科目番号 0049 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 使用しない
担当教員 大野 貴信,SAMARATHUNGA WASANTHA

到達目標

OfficeソフトやLEGOマインドストームを通して,情報リテラシーやプログラミングに関する知識を得て,2年生以降の学習に活用することができる.3年生をリーダーとしたプロジェクト実習を行うことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Officeソフトの基本を理解して資料の作成ができるOfficeソフトの基本的な使用法を理解しているOfficeソフトを使うことができない
評価項目2マインドストームを使って自由に制御プログラムを作成できるマインドストームを使って基本的な制御プログラムを作成できるマインドストームを使って制御プログラムを作成できない
評価項目3課題解決のためにプロジェクトチームを牽引することができるリーダーの指導によりプロジェクトを遂行することができるリーダーの指導によりプロジェクトを遂行することができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気電子工学に関して興味をもち,理解を深めるための課題解決型の授業である。
授業の進め方・方法:
授業中は3年生のリーダ1人と1年生2~3名が1班となり、リーダーを中心としてプログラミングに関する課題を解決する。
マインドストームを使ったプログラムとセキュリティについて学ぶ。
注意点:
3年生のリーダとよく連絡をとり,プロジェクト課題の製作物を納期までに完成させること。
プロジェクトチームで解決が難しい事項は,上級生や教員・技術職員に質問し,早めに解決すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
セットアップ
PC、インターネット、Teams、Officeソフトを利用することができる.
2週 Wordの使い方 Wordを使って文章作成およびグラフの挿入ができる.
3週 Excelの使い方 Excelを使ってグラフを作成できる.
4週 PowerPointの使い方 PowerPointを使って資料作成できる.
5週 Officeソフトを用いた資料の作成 Word, Excel, PowerPointを用いて資料を作成することができる.
6週 マインドストームの基礎 マインドストームの基本的な使い方がわかる.
7週 プログラミングによるモーターの制御 マインドストームを使って、モーター制御プログラムを記述できる。
8週 プログラミングによるセンサ入力処理 マインドストームを使って、センサー入力を扱うプログラムを記述できる。
2ndQ
9週 マインドストームの組み立て 設計書に従い、マインドストームを組み立てることができる
10週 マインドストームの実習 与えられたマインドストームの課題に対して、チームで協力してプログラミングで解決することができる
11週 マインドストームの実習 与えられたマインドストームの課題に対して、チームで協力してプログラミングで解決することができる
12週 マインドストームの実習 与えられたマインドストームの課題に対して、チームで協力してプログラミングで解決することができる
13週 マインドストームの実習 与えられたマインドストームの課題に対して、チームで協力してプログラミングで解決することができる
14週 PowerPointを用いた発表資料の作成 自分たちの製作したマインドストームに関する資料を作成できる
15週 PowerPointを用いた発表 PowerPointを使って発表ができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・取得できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前14
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。1前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。1前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
多様な他者との間で良好な人間関係を形成するための行動ができる。1前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
チームワークとリーダーシップチームワークとリーダーシップチーム活動において意見の相違や対立を踏まえて合意形成に向けて行動できる。1前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
チームの協働関係の形成、維持、向上を促すための行動ができる。1前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
チーム活動の目標共有を図り、目標達成に向けた行動を実践し、また、チームの協働を促進するための行動ができる。1前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
情報収集・活用・発信力情報収集・活用・発信力ディジタルツールを含む種々の手段や各種メディアを活用し、情報を収集できる。1前1,前2,前3,前4,前5,前14
信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。1前2,前3,前4,前5,前14
自己及び他者の権利に配慮し、適切な方法を用いて情報を活用し、効果的に情報発信できる。1前2,前3,前4,前5,前14,前15
思考力思考力複合的な事象や出来事を分析できる。1前2,前3,前4,前5,前14
情報や主張を批判的に検証できる。1前2,前3,前4,前5,前14
情報や主張を説得的に提示するための方法を考えることができる。1前2,前3,前4,前5,前14,前15
課題発見力・問題解決力課題発見力・問題解決力直面している事象や出来事を分析して、対応すべき問題を特定できる。1前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
現状を分析した上で、実現すべき理想との乖離(ギャップ)の中に含まれる課題を把握できる。1前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
問題の解決、理想の実現のために達成すべき目標を設定し、また、具体的な行動案を検討できる。1前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
基盤的資質・能力自己理解自己理解自分の経験や活動を振り返り、自分の考え方や価値観などを認知できる。1前14,前15
自己理解に基づき必要な対応や行動を検討できる。1前14,前15
主体性主体性自分が果たすべき役割や行動について認識できる。1前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
自分が果たすべき役割や行動を実践できる。1前14,前15
自己管理と責任ある行動自己管理と責任ある行動自分に求められる役割や行動を把握し、確認できる。1前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができる。1前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
自分に求められる役割や行動を実践し、その過程や結果の振り返りができる。1前14,前15
倫理観倫理観自分の判断や行動、及びそれらがもたらす結果や影響について、倫理的観点から検討、評価できる。1前14,前15
自分の判断や行動の基盤となる倫理観を振り返り、表現できる。1前14,前15
継続的な学習と学びの目的継続的な学習と学びの目的学習状況、学習成果を把握し、それぞれの特性、必要、目的に応じて学習計画を考えることができる。1前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
主体的、継続的な学習の実現に向けて自分の学習活動や学習内容を点検し、改善を検討できる。1前14,前15

評価割合

発表製作物レポート合計
総合評価割合204040100
専門的能力204040100