高専1年次で学習する内容(数と式、方程式・不等式、関数、図形と式、数列)を用いて、高専2年次から3年次にかけて学習する内容(ベクトル、行列と行列式、線形変換、微分、積分、微分方程式、関数の展開、偏微分、重積分)の基本的な事項を理解する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 行列の定義を理解し、行列の和・差・スカラーとの積、行列の積を求めることができる。 | 3 | 後3 |
逆行列の定義を理解し、2次の正方行列の逆行列を求めることができる。 | 3 | 後3 |
行列式の定義および性質を理解し、基本的な行列式の値を求めることができる。 | 3 | 後3 |
線形変換の定義を理解し、線形変換を表す行列を求めることができる。 | 3 | 後4 |
合成変換や逆変換を表す行列を求めることができる。 | 3 | 後4 |
平面内の回転に対応する線形変換を表す行列を求めることができる。 | 3 | 後4 |
簡単な場合について、関数の極限を求めることができる。 | 3 | 後6 |
微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。 | 3 | 後6 |
積・商の導関数の公式を用いて、導関数を求めることがができる。 | 3 | 後6 |
合成関数の導関数を求めることができる。 | 3 | 後6 |
三角関数・指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。 | 3 | 後6 |
逆三角関数を理解し、逆三角関数の導関数を求めることができる。 | 3 | 後6 |
関数の増減表を書いて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。 | 3 | 後7 |
極値を利用して、関数の最大値・最小値を求めることができる。 | 3 | 後7 |
簡単な場合について、関数の接線の方程式を求めることができる。 | 3 | 後7 |
2次の導関数を利用して、グラフの凹凸を調べることができる。 | 3 | 後7 |
関数の媒介変数表示を理解し、媒介変数を利用して、その導関数を求めることができる。 | 3 | 後7 |
不定積分の定義を理解し、簡単な不定積分を求めることができる。 | 3 | 後9 |
置換積分および部分積分を用いて、不定積分や定積分を求めることができる。 | 3 | 後9 |
定積分の定義と微積分の基本定理を理解し、簡単な定積分を求めることができる。 | 3 | 後9 |
分数関数・無理関数・三角関数・指数関数・対数関数の不定積分・定積分を求めることができる。 | 3 | 後9 |
簡単な場合について、曲線で囲まれた図形の面積を定積分で求めることができる。 | 3 | 後10 |
簡単な場合について、曲線の長さを定積分で求めることができる。 | 3 | 後10 |
簡単な場合について、立体の体積を定積分で求めることができる。 | 3 | 後10 |
簡単な1変数関数の局所的な1次近似式を求めることができる。 | 3 | |
1変数関数のテイラー展開を理解し、基本的な関数のマクローリン展開を求めることができる。 | 3 | |
オイラーの公式を用いて、複素数変数の指数関数の簡単な計算ができる。 | 3 | |
2変数関数の定義域を理解し、不等式やグラフで表すことができる。 | 3 | 後13 |
合成関数の偏微分法を利用して、偏導関数を求めることができる。 | 3 | 後13 |
簡単な関数について、2次までの偏導関数を求めることができる。 | 3 | 後13 |
偏導関数を用いて、基本的な2変数関数の極値を求めることができる。 | 3 | 後13 |
2重積分の定義を理解し、簡単な2重積分を累次積分に直して求めることができる。 | 3 | 後14 |
極座標に変換することによって2重積分を求めることができる。 | 3 | 後15 |
2重積分を用いて、簡単な立体の体積を求めることができる。 | 3 | 後14 |
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。 | 3 | 後11 |
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | 後11 |
定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | 後11 |
人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 英語のつづりと音との関係を理解できる。 | 3 | |
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。 | 3 | |
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。 | 3 | |
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。 | 3 | |
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。 | 3 | |
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。 | 3 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。 | 3 | |
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |