到達目標
・通信の仕組みについて説明できるようになる。
・AM変調やFM変調などの仕組みを理解し、通信方式について変調波やSN比の計算ができるようになる。
・インターネットの概要、OSI参照モデル及びIPについて説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
通信の仕組みについて説明できるようになる。 | 通信経路や通信の特徴について具体例を挙げて詳細な説明ができる。 | 通信経路や通信の特徴の概要を説明できる。 | 通信経路や通信の特徴の概要を説明できない。 |
AM変調やFM変調などの仕組みを理解し、通信方式について変調波やSN比の計算ができるようになる。 | AM・FM等のスペクトルや変調波、電力等の計算ができる。 | AM・FM等の通信方式の概要が説明できる。 | AM・FM等の通信方式の概要が説明できない。 |
インターネットの概要、OSI参照モデル及びIPについて説明できる。 | OSI参照モデルについて具体例を挙げて説明でき、IPアドレスから各種アドレスの計算ができる。 | OSI参照モデルやIP等のネットワークの概要が説明できる。 | OSI参照モデルやIP等のネットワークの概要が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
情報通信の成り立ちや通信経路、特徴や形態について学習し、実際に使われている通信方式(AM変調、FM変調等)について原理や変調波の計算を行う。
インターネットにおけるTCP/IPプロトコルを基に情報通信技術について学習する。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で行い、特に重要な点や計算が必要となる点については演習を通して学習する。
必要に応じてレポート課題を課す。
注意点:
三角関数を使った計算や2進数の計算など、これまでの学習した科目の内容も幅広く必要となるため、自信がない学生は復習しておくとよい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
『通信』の概要 |
通信の歴史、成り立、通信経路について説明できる。
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2週 |
通信の種類と形態 |
有線通信や無線通信の特徴、アナログとデジタルの違いについて説明できる。
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3週 |
情報量 |
情報量(エントロピー)について説明できる。
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4週 |
情報量についての演習 |
確率、エントロピーの計算 冗長度の計算
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5週 |
信号と雑音 |
シャノンの定理やSN比について説明できる。
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6週 |
信号とスペクトル |
信号の振幅スペクトル、位相スペクトルについて説明できる。
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7週 |
振幅変調 |
振幅変調のスペクトル、変調度や電力について計算できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
角度変調 |
角度変調の原理、変調度や電力について計算できる。
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10週 |
周波数変調 |
周波数変調の原理、変調度や電力について計算できる。
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11週 |
インターネット |
インターネットの概要とネットワークについて説明できる。
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12週 |
プロトコルとOSI参照モデル |
プロトコルとOSI参照モデルの具体例の説明ができる。
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13週 |
TCP |
TCPとUDPの違いとTCPの機能について説明できる。
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14週 |
IPアドレス |
IPアドレスの説明とサブネットマスクの計算ができるようになる
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
復習 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 80 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |