電子工学Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 電子工学Ⅱ
科目番号 0077 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 岡本 保

到達目標

金属、半導体などの物性およびpn接合と金属-半導体接触の原理、各種光・電子デバイスの動作原理と特性について知識を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1導体・半導体・絶縁体の特性および性質を定量的に説明できる。導体・半導体・絶縁体の特性および性質を定性的に説明できる。導体・半導体・絶縁体の特性および性質を定性的に説明できない。
評価項目2pn接合の原理を定量的に説明できる。pn接合の原理を定性的に説明できる。pn接合の原理を定性的に説明できない。
評価項目3各種半導体デバイスの原理を定量的に説明できる。各種半導体デバイスの原理を定性的に説明できる。各種半導体デバイスの原理を定性的に説明できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 専門分野の知識と能力
準学士課程 2(3) ものづくりに必要な力

教育方法等

概要:
電子工学IIでは、金属、半導体などの物性およびpn接合と金属-半導体接触について学習するとともに、各種半導体デバイス(発光ダイオード、半導体レーザ、バイポーラトランジスタ、MOSトランジスタ)の動作原理と特性について学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業方法は講義を中心とし、4回の課題の提出を求める。
注意点:
この授業では、数式的取り扱いは最小限に止め、基本事項について物理的な意味を理解できるようにできるだけわかりやすく余裕を持って行う。わからないことがあれば随時質問に訪れること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 固体内の電子1 固体のバンド理論と電気伝導性について理解する。
2週 固体内の電子2 固体のバンド理論と電気伝導性について理解する。
3週 半導体の電気伝導1 真性半導体および外因性半導体の電気伝導性について理解する。
4週 半導体の電気伝導2 真性半導体および外因性半導体の電気伝導性について理解する。
5週 pn接合1 空乏層について理解する。
6週 pn接合2 pn接合のバンド構造について理解する。
7週 pn接合3 pn接合のバンド構造について理解する。
8週 pn接合4 pn接合の電流-電圧特性について理解する。
4thQ
9週 金属-半導体接触1 金属-半導体接触のバンド構造について理解する。
10週 金属-半導体接触2 金属-半導体接触電流-電圧特性について理解する。
11週 半導体デバイス1 バイポーラトランジスタの原理を理解する。
12週 半導体デバイス2 接合型電界効果トランジスタの原理を理解する。
13週 半導体デバイス3 MOSFETの原理を理解する。
14週 光電変換固体素子1 半導体における光の吸収・放出を理解する。
15週 光電変換固体素子1 太陽電池などの光起電力素子および半導体レーザなどの発光素子の原理を理解する。
16週 後期定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電子工学電子の電荷量や質量などの基本性質を説明できる。3
エレクトロンボルトの定義を説明し、単位換算等の計算ができる。3
原子の構造を説明できる。3
パウリの排他律を理解し、原子の電子配置を説明できる。3
結晶、エネルギーバンドの形成、フェルミ・ディラック分布を理解し、金属と絶縁体のエネルギーバンド図を説明できる。3後2
金属の電気的性質を説明し、移動度や導電率の計算ができる。3後2
真性半導体と不純物半導体を説明できる。3後4
半導体のエネルギーバンド図を説明できる。3後4
pn接合の構造を理解し、エネルギーバンド図を用いてpn接合の電流―電圧特性を説明できる。3後7
バイポーラトランジスタの構造を理解し、エネルギーバンド図を用いてバイポーラトランジスタの静特性を説明できる。3後11
電界効果トランジスタの構造と動作を説明できる。3後13

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合450010045100
基礎的能力0000000
専門的能力450010045100
分野横断的能力0000000