経済学A

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 経済学A
科目番号 g0640 科目区分 一般 / 必修選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 武長 玄次郎

到達目標

日本と世界を取り巻く経済状況は、年々不安定さを増している。それについて、理論と実際の両面から理解できるようにすることが目標である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1日本経済の現状と問題点を把握し、分かりやすく説明できる。日本経済の現状と問題点をある程度理解できる。日本経済の現状と問題点を十分理解できない。
評価項目2日本経済と世界の関わりを多角的に説明できる。日本経済と世界の関わりを説明できる。日本経済と世界の関わりを説明できない。
評価項目3日本経済の状況を自分の将来の問題と関連づけて考え、何らか解決策を案出できる。日本経済に関する自分の考えを提示できる。日本経済に関する自分の考えを説明できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 1(2) 説明 閉じる
JABEE A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本経済の取り巻く問題点を理解し解決策を探る。
授業の進め方・方法:
講義形式で進める。経済の理解に資する映像を適宜用いる。
注意点:
授業90分に対して、教科書や授業中に伝える教材等で同じ時間予習と復習を行う。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業方法の理解
2週 GDPとは何か GDPについて理解できる(MCC)
3週 消費の仕組み 消費が経済発展とどう結びつくかを理解できる(MCC)
4週 インフレとデフレの歴史 インフレの問題点、デフレの影響を世界的・歴史的に理解できる(MCC)
5週 株式市場の仕組み 経済を支える株式市場の基本的な枠組みについて理解できる(MCC)
6週 貨幣の仕組み、需要と供給 経済の上で不可欠な、貨幣の仕組みとその需要と供給について理解できる(MCC)
7週 乗数理論とIS-LM分析 経済分析に不可欠な、乗数理論とIS-LM分析について理解できる
8週 中間まとめ ここまでの授業内容理解の確認
2ndQ
9週 格差の問題点(1) 地域・経済格差の状況を理解できる(MCC)
10週 格差の問題点(2) 地域・経済格差の状況を理解できる(MCC)
11週 失業と不当労働の問題(1) 日本の失業および不当労働問題の現状を理解できる(MCC)
12週 失業と不当労働の問題(2) 日本の失業および不当労働問題の現状を理解できる(MCC)
13週 金融問題 金融問題がもたらす経済への影響について理解できる(MCC)
14週 経済をめぐる事件と解決策 経済苦境による悲劇を防ぐ方策について理解できる(MCC)
15週 まとめ 授業で扱った様々な課題についての理解を深める
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000