到達目標
・ 電気事業法および関係法令について理解し、電気工作物の設置ならびに工事方法について説明できる。
・上記に関連した電気主任技術者二種試験程度の問題を解ける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 電気事業法および関係法令の目的や役割について説明できる | 電気事業法および関係法令の内容を理解している | 電気事業法および関係法令の内容を理解していない |
評価項目2 | 電気工作物の設置や工事方法について理解し、各法規上でどのように留意されているか説明できる。 | 電気工作物の設置や工事方法について説明できる | 電気工作物の設置や工事方法について説明できない |
評価項目3 | 第二種電気主任技術者試験の過去問題が解ける | 第三種電気主任技術者試験の過去問題が解ける | 第三種電気主任技術者試験の過去問題が解けない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気工作物の設置や工事方法に関する法律の学習が主となるため、電気設備の技術基準の内容について理解を深める。また、電気事業を取り巻く社会情勢や時事問題に目を向け、現状の課題を交えた講義とする。
授業の進め方・方法:
教科書に基づき各項目ごとにスライドを使った講義と演習を行う。
学習した内容に関連した電気主任技術者試験の過去問題を解く。
注意点:
電気磁気学Ⅰ~Ⅲ、電気回路Ⅰ~Ⅲ、電気機器、放電工学の基礎知識が必要となるので復習が必要となる。
また、高電圧大電流工学、電力工学とも関連するため、これらの授業も履修することが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
電圧の区分と電路の絶縁 |
電圧の区分、電路の絶縁と絶縁耐力試験について理解する。
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2週 |
接地工事 |
接地工事の種類説明でき、接地抵抗値の計算ができる。
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3週 |
発電所、変電所などの電気工作物 |
発・変電所における各装置の保護やその監視方法について理解する。
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4週 |
電線路 |
風圧荷重や安全率を理解し、支持物や支線の強度を計算できる。
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5週 |
電線路 |
他物との離隔距離や施設条件について理解する。
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6週 |
電線路 |
地中電線路の特徴について理解する。
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7週 |
これまでの復習 |
これまでの講義内容の演習問題を解くことができる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
試験返却と解説 |
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10週 |
電気使用場所の施設 |
対地電圧、高圧・低圧の配線工事について理解する。
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11週 |
発電設備の電力系統への連系 |
発電設備の連系に関する基本的な考え方について理解する。
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12週 |
電力保安通信設備 電気鉄道等 |
保安通信設備および電気鉄道等の基礎的な内容について理解する。
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13週 |
(演習)第二種電気主任技術者試験 |
第二種電気主任技術者試験の過去問を解くことができる。
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14週 |
これまでの復習 |
これまでの講義内容の演習問題を解くことができる。
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
試験返却と解説 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 30 |
専門的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |