国語表現

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 国語表現
科目番号 g0060 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 スライド、プリントによる
担当教員 山本 智美

到達目標

①言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた考え方を効果的な表現に活用できる。
②実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。
③報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集し、それを整理、分析できる。
④整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文を作成できる。
⑤課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた考え方を効果的な表現に活用できる。言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持ち、そこで得られた考え方を効果的な表現におおむね活用できる。言語的・文化的教養(語彙・知識等)に広く関心を持たず、そこで得られた考え方を効果的な表現に活用できない。
評価項目2実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句について説明できる。実用的な文章(手紙・メール等)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できない。
評価項目3報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集し、それを整理、分析できる。報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報の収集、整理、分析がおおむねできる。報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報の収集、整理、分析ができない。
評価項目4整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文を作成できる。整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文をおおむね作成できる。整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開、表現方法を工夫し、報告・論文を作成できない。
評価項目5課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できる。課題や条件に応じ、根拠に基づいておおむね議論できる。課題や条件に応じ、根拠に基づいて議論できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R5までのDP) R5までDP_3 教養と倫理観の修得と社会への貢献
JABEE B-4 実験・実習による実践的技術

教育方法等

概要:
①これまで培ってきた知識・教養・語彙力をさらに向上させ、表現に活かすこと。②知識・情報への適切なアクセスの仕方、整理、分析といった、卒業研究などを進めるために必要な知識を獲得すること。③メールや手紙の書き方、敬語の用い方といった、社会で必要となる知識を身につけること。④議題について論拠をもって意見を述べることを目指す。
授業の進め方・方法:
スライドや配布資料による講義と、グループワークによって授業を進める。
注意点:
①スライドや資料はあらかじめ配布するので、授業前に読んでおくこと。分からない語彙があれば事前に調べておくこと。
②授業内での発表や課題が評価に直結するので、真面目に取り組むこと。
③発表時に欠席した場合は別途対応するので、申し出ること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
効果的な自己紹介
授業の方針、課題提出に関する注意等を理解する。
相手に伝わる話し方を理解する。
2週 話し方、聞き方 相手に伝わる話し方ができる。相手の話を引き出す聞き方ができる。
3週 敬語 敬語の使い方や誤用を理解する。
4週 メール、手紙の書き方 正しい敬語と形式を用いて、メールや手紙を書くことができる。
5週 インタビューする、答える、報告する① 誰に何を聞くか、構想を立てることができる。
6週 インタビューする、答える、報告する② 正しい敬語を用いて、相手の話を引き出すことができる。
7週 インタビューする、答える、報告する③ インタビューした内容を正しい敬語を用いて発表する。
8週 ディベートする① ディベートの意義や方法を理解する。
4thQ
9週 ディベートする② 議題についてディベートし、グループ内で意見をまとめる。
10週 ディスカッションする① ディスカッションの意義や方法を理解する。
11週 ディスカッションする② 議題についてディスカッションし、グループ内で意見をまとめる。
12週 調べる① インターネット、書籍、図書館の利用方法を知り、確かな情報に辿り着くことができる。
13週 調べる② 卒業研究に必要な情報を手に入れ、整理し分析する。
14週 論文を読む、構想を立てる① 卒業研究に必要な論文を読み、論の核心を掴む。論拠の妥当性を検証する。
15週 論文を読む、構想を立てる②
総括
着眼、調査、目標、戦略に基づき、卒業研究を進めるための計画を立てる。
これまでの授業で得た知識を深め直し、さらなる理解に至る。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3後4,後5,後6,後7,後15
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3後12,後13,後14,後15
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3後15
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3後9,後11

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合05000050100
基礎的能力05000050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000