到達目標
①世界の多様な生活様式を,自然現象や人文現象の諸要素のかかわりあいから捉える視点が理解できる。
②提示された地図や表,写真等の情報を読み取り,空間的・視覚的に理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 世界の諸問題を理解するための基本的なことがらについて説明できる。 | 世界の諸問題を理解するための基本的なことがらについて理解を深めることができる。 | 世界の諸問題を理解するための基本的なことがらについて理解が深められない。 |
評価項目2 | 世界で見られる地理的現象について,多面的に説明することができる。 | 世界で見られる地理的諸現象について,ある程度多面的に説明することができる。 | 世界で見られる地理的諸現象について,多面的に説明できない。 |
評価項目3 | 提示された地図や表,写真などの情報を読み取ることができる。 | 提示された地図や表,写真などの情報をある程度読み取ることができる。 | 提示された地図や表,写真などの情報を読み取ることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(R5までのDP) 旧DP_3
説明
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教育方法等
概要:
今まで学んできた世界の諸地域に関する基礎的な知識を再確認するとともに,地理的な見方・考え方を身につける能力を養います。テーマは,「多様性の理解」であり,主に,人口と食料,宗教と民族などに関する諸問題を取り上げます。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式であるが,積極的な授業参加を望みます。本科目の特性から地図や写真等のビジュアル資料を多用するため,パワーポインを使用し,授業を進めます。
注意点:
授業中には比較的入手しやすい参考図書を適宜紹介しますので,各自,出来るだけ読むように心がけてほしい。また,新聞やTV等から得られる情報にも注意を払ってほしい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
現代社会を理解するにあたって |
世界の多様な生活様式を,多角的・多面的に捉える視点が理解できる。
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2週 |
地球上の位置 |
地球上の位置を緯度や軽度のしくみから理解できる。
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3週 |
国家の領域と国境 |
国家の領域と様々な国境について基本的なことがらが理解できる。
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4週 |
日本の領土問題 |
日本の領土問題について,多様な意見を知るとともに,その地理的・歴史的背景を理解する。
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5週 |
多くの民族が共存するために |
民族および宗教の基本的な定義および多様な民族や宗教の存在を理解する。
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6週 |
アジアの概観 |
アジアの自然環境や多様な生活様式について理解できる。
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7週 |
人口動態-アジアにおける「人口爆発」を中心として- |
世界の遍在的な人口分布を確認し,その背景を理解できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
答案返却・農業の発展-「緑の革命」を中心として- |
モンスーンアジアの人口を支えてきた要因の1つとして,稲作の重要性が理解できる。
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10週 |
西アジア・北アフリカ(中東)の自然的基礎 |
中東の自然環境には,どのような特徴があるのか理解する。
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11週 |
西アジア・北アフリカ(中東)の歴史的背景 |
中東の枠組みの成立過程や,その地域を構成する文化的要素の違いから理解できる。
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12週 |
イスラームの成立 |
イスラームの成立について,当時のアラビア世界の政治・経済的状況や文化的背景から理解する。
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13週 |
ムスリムの生活様式 |
ムスリムの特色ある生活様式をクルアーンが示す宗教儀礼や五行から考察できる。
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14週 |
パレスチナ問題 |
パレスチナ問題の歴史的な背景や現在のパレスチナ建国への動向について基本的に理解できる。
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15週 |
まとめ |
前期の学習内容を振り返り,世界の多様な生活様式を多角的。多面的に理解する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 積の法則と和の法則を利用して、簡単な事象の場合の数を数えることができる。 | 3 | |
簡単な場合について、順列と組合せの計算ができる。 | 3 | |
等差数列・等比数列の一般項やその和を求めることができる。 | 3 | |
総和記号を用いた簡単な数列の和を求めることができる。 | 3 | |
不定形を含むいろいろな数列の極限を求めることができる。 | 3 | |
無限等比級数等の簡単な級数の収束・発散を調べ、その和を求めることができる。 | 3 | |
人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |