到達目標
①世界の多様な生活様式を,自然現象や人文現象の諸要素のかかわりあいから捉える視点が理解できる。
②提示された地図や表,写真等の情報を読み取り,空間的・視覚的に理解できる。
学修単位科目であり、必要な課題等は授業時間中に提示する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 世界の諸問題を理解するための基本的なことがらについて説明できる。 | 世界の諸問題を理解するための基本的なことがらについて理解を深めることができる。 | 世界の諸問題を理解するための基本的なことがらについて理解が深められない。 |
評価項目2 | 世界で見られる地理的現象について,多面的に説明することができる。 | 世界で見られる地理的諸現象について,ある程度多面的に説明することができる。 | 世界で見られる地理的諸現象について,多面的に説明できない。 |
評価項目3 | 提示された地図や表,写真などの情報を読み取ることができる。 | 提示された地図や表,写真などの情報をある程度読み取ることができる。 | 提示された地図や表,写真などの情報を読み取ることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程(R5までのDP) 旧DP_3
説明
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教育方法等
概要:
今まで学んできた世界の諸地域に関する基礎的な知識を再確認するとともに,地理的な見方・考え方を身につける能力を養います。テーマは,「地域の変貌」であり,主な対象地域としてアジアを予定しています。
授業の進め方・方法:
基本的には講義形式であるが,積極的な授業参加を望みます。本科目の特性から地図や写真等のビジュアル資料を多用するため,パワーポインを使用し,授業を進めます。
注意点:
授業中には比較的入手しやすい参考図書を適宜紹介しますので,各自,出来るだけ読むように心がけてほしい。また,新聞やTV等から得られる情報にも注意を払ってほしい。また、この科目は学修単位科目のため、授業90分に対して、教科書や配付プリントなどで予習・復習を合わせて180分以上行うこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
南アジアの自然的基礎 |
南アジアの自然環境について,モンスーンの特徴に着目して理解する。
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2週 |
南アジアの歴史的背景 |
「インド世界」と呼ばる南アジアの国々の成立過程を文化的な背景から理解できる。
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3週 |
ヒンドゥー教の成立 |
ヒンドゥー教の成立過程について,基本的な歴史的背景を理解できる。
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4週 |
ヒンドゥー教徒の生活様式 |
ヒンドゥー教の特徴と社会集団としてのジャーティについて理解する。
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5週 |
バングラデシュの自然的基礎 |
バングラデシュにおける地形や気候などの自然環境の基本的な特徴を理解できる。
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6週 |
バングラデシュの歴史的背景 |
バングラデシュの独立について,基本的な政治・経済的,文化的な背景を理解する。
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7週 |
バングラデシュ農村における農業・農村の変化 |
バングラデシュ農村における1960年代後半以降の社会・経済的な変化について理解する。
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8週 |
南アジアに関するまとめ |
南アジアの多様な生活様式を多角的・多面的に理解できる。
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4thQ |
9週 |
東南アジアの自然的基礎 |
東南アジアおける地形や気候などの自然環境の基本的な特徴を理解できる。
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10週 |
東南アジアの歴史的背景 |
東南アジアの国々の成立過程を基本的な政治・経済・社会的,文化的な背景から理解できる。
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11週 |
マレーシアの概観 |
マレーシアの地形や気候などの自然環境の基本的な特徴を理解できる。
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12週 |
マレーシアの歴史的背景 |
マレーシアの成立について,第2次大戦後の基本的な動向が理解できる。
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13週 |
半島マレーシアにおける多民族社会の形成 |
半島マレーシアにおける19世紀後半以降の華人やインド人などの移住の背景が理解できる。
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14週 |
グローバリゼーションのなかで |
東南アジアのグローバル化の進展について,主に,都市化や工業化を通して理解する。
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15週 |
後期の学習内容のまとめ |
後期の学習内容を振り返り,モンスーン・アジアの多様な生活様式を多角的。多面的に理解できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。 | 3 | |
自然科学 | 物理 | 力学 | 速度と加速度の概念を説明できる。 | 3 | |
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。 | 3 | |
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。 | 3 | |
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | |
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | |
人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |