英語VA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 英語VA
科目番号 g0230 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『Fundamental Science in English I(Workbook付属)』成美堂, 2017年/『COCET 2600 理工系学生のための必修英単語2600』成美堂, 2012年/TOEIC Bridge IP Test, 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
担当教員 福士 智哉

到達目標

評価項目1: 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる.
評価項目2: 中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる.
評価項目3: 平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる.
評価項目4: 日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる.
評価項目5: 母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる.
評価項目6: 母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる.
評価項目7: 与えられたトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる.
評価項目8: 与えられたトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる.
評価項目9: 英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1: 語彙中学で既習の語彙の定着を図り, 高等学校学習指導要領に準じた新出語彙, 及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得した上で適切な運用ができる中学で既習の語彙の定着を図り, 高等学校学習指導要領に準じた新出語彙, 及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得した上で適切な運用が概ねできる中学で既習の語彙の定着を図り, 高等学校学習指導要領に準じた新出語彙, 及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得できず, かつ適切な運用ができない
評価項目2: 文法及び構文中学で既習の文法や文構造に加え, 高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得した上で適切な運用ができる中学で既習の文法や文構造に加え, 高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得した上で適切な運用が概ねできる中学で既習の文法や文構造に加え, 高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得できず, かつ適切な運用ができない
評価項目3: コミュニケーション(運用能力の基礎固め)平易な英語で書かれた文章を読み, その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる平易な英語で書かれた文章を読み, その概要を把握し必要な情報を読み取ることが概ねできる平易な英語で書かれた文章を読み, その概要を把握し必要な情報を読み取ることができない
評価項目4: コミュニケーション(運用能力の基礎固め)日常生活や身近な話題に関して, 自分の意見や感想を整理し, 100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる日常生活や身近な話題に関して, 自分の意見や感想を整理し, 100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことが概ねできる日常生活や身近な話題に関して, 自分の意見や感想を整理し, 100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができない
評価項目5: コミュニケーション(運用能力の基礎固め)母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち, 実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち, 実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることが概ねできる母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち, 実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができない
評価項目6: コミュニケーション(運用能力向上のための学習)母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち, 教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち, 教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることが概ねできる母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち, 教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができない
評価項目7: コミュニケーション(運用能力向上のための学習) 与えられたトピックについて, 200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる与えられたトピックについて, 200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことが概ねできる与えられたトピックについて, 200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができない
評価項目8: コミュニケーション(運用能力向上のための学習)与えられたトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し, 必要な情報を読み取ることができる与えられたトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し, 必要な情報を読み取ることが概ねできる与えられたトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し, 必要な情報を読み取ることができない
評価項目9: コミュニケーション(運用能力向上のための学習)英文資料を, 自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう, 英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる英文資料を, 自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう, 英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことが概ねできる英文資料を, 自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう, 英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R5までのDP) R5までDP_3 教養と倫理観の修得と社会への貢献

教育方法等

概要:
・正確な読解力をさらに強化するため, 1~2年次に学習した内容を復習し, 習得済であることを前提として, 各 Lesson につき, 語彙・文法・構文・読解内容等を総合的に学習する.
・1~2年次に修得済である『COCET 2600』の「単語番号No. 2000」までの語彙に加えて, さらに「単語番号No. 2600」までの600語の語彙の修得を目指し, 語彙力の増強を図る.
・技術英検3級はもとより, 同2級にも対応可能な語彙力等を身に付ける努力をして, 最低でも3級以上の受験, および合格を目指す.
・TOEIC Bridge IP Test導入をきっかけとして, 同L&R受験に対応可能な方法論等を学習して, 4年次以降の受験に向けた準備を行う.
授業の進め方・方法:
・正確な読解力を養うため, プリント教材等を用いて, 各Lessonにつき授業を進める.
・技術英検3級以上, ならびにTOEIC Listening Testの各資格試験取得に向けた演習を適宜行う.
・授業の冒頭で,『COCET 2600』の単語テストを以下の範囲で行う(原則として, 隔週実施).
・中間試験, および定期試験においても, 同範囲で『COCET 2600』から出題する.
 前期中間試験(まで): 単語番号 2001~2150 (150語) 単語テストは「50語/回」× 3 回
 前期定期試験(まで): 単語番号 2151~2300 (150語) 単語テストは「50語/回」× 3 回
注意点:
・常に「100%正確に英文を理解する」ことを心掛け, 細かな点も決しておろそかにしないこと.
・配布資料等の整理およびファイルのため,「A4判・40ポケット以上」のクリアブックを各自で用意すること.
・評価は「中間試験: 80%(定期試験: 70%)+ 課題: 10%(パラグラフライティングを含む) + COCET 2600: 10% + TOEIC Bridge Test: 10%(定期試験のみ適用)」で行う.
・中間試験および定期試験は100点満点で実施する. その構成は, 約30点が発音, アクセント, 語彙, 文法・構文事項, 教科書読解内容, 約40点が技術英検, TOEIC L&R (Bridge) の各資格試験の読解等に関する総合的な問題, 30点が『COCET 2600』からの出題となる.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス, TOEIC Bridge IP Test実施 第1時間目にガイダンスを行い, 第2時間目に今後のTOEIC学習移行への指針とするため, TOEIC Bridge IP Testを実施する.
2週 LESSON 3 State of Substance Part 1
技術英検3級問題演習
Atoms and Moleculesに関する語彙・英文を理解する.
技術英検3級程度の語彙・英文・読解内容を理解する.
3週 LESSON 3 State of Substance Part 2
技術英検3級問題演習
Boiling Point and Melting Pointに関する語彙・英文を理解する.
技術英検3級程度の語彙・英文・読解内容を理解する.
4週 LESSON 3 State of Substance Part 3
TOEIC Listening Part 1, Part 2演習
Temperature and Volumeに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Listening Part 1, Part 2の解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
5週 LESSON 4 Graphs and Functions Part 1
TOEIC Listening Part 1, Part 2演習
Coordinatesに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Listening Part 1, Part 2の解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
6週 LESSON 4 Graphs and Functions Part 2
技術英検3級問題演習
Graphs and Linear Functionsに関する語彙・英文を理解する.
技術英検3級程度の語彙・英文・読解内容を理解する.
7週 LESSON 4 Graphs and Functions Part 3
パラグラフライティング演習
Quadradic Functionsに関する語彙・英文を理解する.
100-200語程度の文章をパラグラフライティングの枠組みを用いて, 論理的文章の構成に留意して書く.
8週 中間試験
2ndQ
9週 LESSON 2 Figures Part 1, Part 2
TOEIC Listening Part 3演習
中間試験答案返却
Polygons, Areaに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Listening Part 3の解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
10週 LESSON 2 Figures Part 3, Part 4
TOEIC Listening Part 3演習
Circle, Space Figuresに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Listening Part 3の解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
11週 LESSON 2 Figures Part 5
技術英検2級問題演習
Volumeに関する語彙・英文を理解する.
技術英検2級程度の語彙・英文・読解内容を理解する.
12週 LESSON 5 Human Body Part 1, Part 2
技術英検2級問題演習
Bones and Muscles, Circulatory Systemに関する語彙・英文を理解する.
技術英検2級程度の語彙・英文・読解内容を理解する.
13週 LESSON 5 Human Body Part 3
TOEIC Listening Part 4演習
Digestive Systemに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Listening Part 4の解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
14週 LESSON 5 Human Body Part 4
TOEIC Listening Part 4演習
Nervous Systemに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Listening Part 4の解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
15週 TOEIC Bridge 模擬試験実施 TOEIC Bridge Testに対する実力の伸長を測る.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前7
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前4,前5,前9,前10,前13,前14
英語運用能力向上のための学習母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前4,前5,前9,前10,前13,前14
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前7
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前6,前11,前12
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前12

評価割合

中間・定期試験語彙習得確認試験課題合計
総合評価割合801010100
到達目標項目1, 2, 32410842
到達目標項目1, 2, 3, 5, 6, 8, 9240024
到達目標項目1, 2, 3, 8320032
到達目標項目4, 70022