英語VB

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 英語VB
科目番号 g0240 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『Fundamental Science in English I(Workbook付属)』成美堂, 2017年/『COCET 2600 理工系学生のための必修英単語2600』成美堂, 2012年
担当教員 福士 智哉

到達目標

評価項目1: 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる.
評価項目2: 中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる.
評価項目3: 平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる.
評価項目4: 日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる.
評価項目5: 母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる.
評価項目6: 母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる.
評価項目7: 与えられたトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる.
評価項目8: 与えられたトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる.
評価項目9: 英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1: 語彙中学で既習の語彙の定着を図り, 高 等学校学習指導要領に準じた新出 語彙, 及び専門教育に必要となる英 語専門用語を習得した上で適切な運用ができる中学で既習の語彙の定着を図り, 高 等学校学習指導要領に準じた新出 語彙, 及び専門教育に必要となる英 語専門用語を習得した上で適切な運用が概ねできる中学で既習の語彙の定着を図り, 高 等学校学習指導要領に準じた新出 語彙, 及び専門教育に必要となる英 語専門用語を習得できず, かつ適切な運用ができない
評価項目2: 文法及び構文中学で既習の文法や文構造に加え, 高等学校学習指導要領に準じた文 法や文構造を習得した上で適切な運用ができる中学で既習の文法や文構造に加え, 高等学校学習指導要領に準じた文 法や文構造を習得した上で適切な運用が概ねできる中学で既習の文法や文構造に加え, 高等学校学習指導要領に準じた文 法や文構造を習得できず, かつ適切な運用ができない
評価項目3: コミュニケーション (運用能力の基礎固め)平易な英語で書かれた文章を読み, その概要を把握し必要な情報を読 み取ることができる平易な英語で書かれた文章を読み, その概要を把握し必要な情報を読 み取ることが概ねできる平易な英語で書かれた文章を読み, その概要を把握し必要な情報を読 み取ることができない
評価項目4: コミュニケーション (運用能力の基礎固め) 日常生活や身近な話題に関して, 自 分の意見や感想を整理し, 100語程 度のまとまりのある文章を英語で 書くことができる日常生活や身近な話題に関して, 自 分の意見や感想を整理し, 100語程 度のまとまりのある文章を英語で 書くことが概ねできる日常生活や身近な話題に関して, 自 分の意見や感想を整理し, 100語程 度のまとまりのある文章を英語で 書くことができない
評価項目5: コミュニケーション (運用能力の基礎固め)母国以外の言語や文化を理解しよ うとする姿勢をもち, 実際の場面で 積極的にコミュニケーションを図 ることができる母国以外の言語や文化を理解しよ うとする姿勢をもち, 実際の場面で 積極的にコミュニケーションを図 ることが概ねできる母国以外の言語や文化を理解しよ うとする姿勢をもち, 実際の場面で 積極的にコミュニケーションを図 ることができない
評価項目6: コミュニケーション (運用能力向上のための学習)母国以外の言語や文化を理解しよ うとする姿勢をもち, 教室内外で英 語で円滑なコミュニケーションを とることができる母国以外の言語や文化を理解しよ うとする姿勢をもち, 教室内外で英 語で円滑なコミュニケーションを とることが概ねできる母国以外の言語や文化を理解しよ うとする姿勢をもち, 教室内外で英 語で円滑なコミュニケーションを とることができない
評価項目7: コミュニケーション (運用能力向上のための学習)与えられたトピックについて, 200語程度の文章をパラグラフラ イティングなど論理的文章の構成 に留意して書くことができる与えられたトピックについて, 200語程度の文章をパラグラフラ イティングなど論理的文章の構成 に留意して書くことが概ねできる与えられたトピックについて, 200語程度の文章をパラグラフラ イティングなど論理的文章の構成 に留意して書くことができない
評価項目8: コミュニケーション (運用能力向上のための学習)与えられたトピックや自分の専門 分野に関する論文やマニュアルな どの概要を把握し, 必要な情報を読 み取ることができる与えられたトピックや自分の専門 分野に関する論文やマニュアルな どの概要を把握し, 必要な情報を読 み取ることが概ねできる与えられたトピックや自分の専門 分野に関する論文やマニュアルな どの概要を把握し, 必要な情報を読 み取ることができない
評価項目9: コミュニケーション (運用能力向上のための学習)英文資料を, 自分の専門分野に関す る論文の英文アブストラクトや口 頭発表用の資料等の作成にもつな がるよう, 英文テクニカルライティ ングにおける基礎的な語彙や表現 を使って書くことができる英文資料を, 自分の専門分野に関す る論文の英文アブストラクトや口 頭発表用の資料等の作成にもつな がるよう, 英文テクニカルライティ ングにおける基礎的な語彙や表現 を使って書くことが概ねできる英文資料を, 自分の専門分野に関す る論文の英文アブストラクトや口 頭発表用の資料等の作成にもつな がるよう, 英文テクニカルライティ ングにおける基礎的な語彙や表現 を使って書くことができない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R5までのDP) R5までDP_3 教養と倫理観の修得と社会への貢献

教育方法等

概要:
・正確な読解力をさらに強化するため, 1~2年次に学習した内容を復習・習得済であることを前提として, 各 Lesson につき, 語彙・文法・構文・読解内容等を総合的に学習する.
・1~2年次に修得済である『COCET 2600』の「単語番号No. 2000」までの語彙に加えて, さらに「単語番号No. 2600」までの600語の語彙の修得を目指し, 語彙力の増強を図る.
・技術英検3級はもとより, 同2級にも対応可能な語彙力等を身に付ける努力をして, 最低でも3級以上の受験, および合格を目指す.
・TOEIC Bridge IP Test導入をきっかけとして, 同L&R受験に対応可能な方法論等を学習して, 4年次以降の受験に向けた準備を行う.
授業の進め方・方法:
・正確な読解力を養うため, プリント教材等を用いて, 各Lessonにつき授業を進める.
・技術英検3級以上, ならびにTOEIC Reading Testの各資格試験取得に向けた演習を適宜行う.
・授業の冒頭で,『COCET 2600』の単語テストを以下の範囲で行う(原則として, 隔週実施).
・中間試験および定期試験においても, 同範囲で『COCET 2600』から出題する.
 後期中間試験(まで): 単語番号 2301~2450 (150語) 単語テストは「50語/回」× 3 回
 後期定期試験(まで): 単語番号 2451~2600 (150語) 単語テストは「50語/回」× 3 回
注意点:
・常に「100%正確に英文を理解する」ことを心掛け, 細かな点も決しておろそかにしないこと.
・配布資料等の整理およびファイルのため,「A4判・40ポケット以上」のクリアブックを各自で用意すること.
・評価は「中間(定期)試験: 80%+ 課題: 10%(パラグラフライティングを含む)+ COCET 2600: 10%」で行う.
・中間試験および定期試験は100点満点で実施する. その構成は, 約30点が発音, アクセント, 語彙, 文法・構文事項, 教科書読解内容, 約40点が技術英検, TOEIC L&R (Bridge) の各資格試験の読解等に関する総合的な問題, 30点が『COCET 2600』からの出題となる.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 LESSON 7 Heat Part 1
TOEIC Reading Part 5演習
Conductors and Insulatorsに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Reading Part 5の解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
2週 LESSON 7 Heat Part 2
TOEIC Reading Part 5演習
Convectionに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Reading Part 5の解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
3週 LESSON 7 Heat Part 3
技術英検2級問題演習
Radiationに関する語彙・英文を理解する
技術英検2級程度の語彙・英文・読解内容を理解する.
4週 LESSON 9 Ions Part 1
技術英検2級問題演習
Ionsに関する語彙・英文を理解する.
技術英検2級程度の語彙・英文・読解内容を理解する.
5週 LESSON 9 Ions Part 2
TOEIC Reading Part 6演習
Electrolysisに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Reading Part 6の解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
6週 LESSON 9 Ions Part 3
TOEIC Reading Part 6演習
Acid and Alkaliに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Reading Part 6の解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
7週 TOEIC Reading Part 7演習ガイダンス
パラグラフライティング演習
TOEIC Reading Part 7 Single, Double, Triple Passagesの出題傾向を概観し, 得点のための方策を確認する.
100-200語程度の文章をパラグラフライティングの枠組みを用いて, 論理的文章の構成に留意して書く.
8週 中間試験
4thQ
9週 LESSON 6 Electricity Part 1
TOEIC Reading Part 7 Single Passages演習
中間テスト返却
Electric Chargeに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Reading Part 7 Single Passagesの解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
10週 LESSON 6 Electricity Part 2
TOEIC Reading Part 7 Single Passages演習
Electrical Circuitに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Reading Part 7 Single Passagesの解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
11週 LESSON 6 Electricity Part 3, 4
技術英検2級問題演習
Conductors and Insulators, Ohm's Lawに関する語彙・英文を理解する.
技術英検2級程度の語彙・英文・読解内容を理解する.
12週 LESSON 10 Energy Part 1, 2
技術英検2級問題演習
Where does Energy Come from?, Conservation of Energyに関する語彙・英文を理解する.
技術英検2級程度の語彙・英文・読解内容を理解する.
13週 LESSON 10 Energy Part 3, 4
TOEIC Reading Part 7 Double Passages演習
Kinetic Energy and Potential Energy, Energy Transformationに関する語彙・英文を理解する.
TOEIC Reading Part 7 Double Passagesの解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
14週 TOEIC Reading Part 7 Double, Triple Passages演習 TOEIC Reading Part 7 Double, Triple Passagesの解法への方法論を理解し, 独力で演習を行う.
15週 TOEIC Bridge 模擬試験(Reading分野)実施 TOEIC Bridge Test Reading分野に対する実力の伸長を測る.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3後7
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3後2,後5,後6,後7,後9,後10,後13,後14
英語運用能力向上のための学習母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3後2,後5,後6,後7,後9,後10,後13,後14
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3後7
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3後3,後4,後11,後12
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3後4,後12

評価割合

中間・定期試験語彙習得確認試験課題合計
総合評価割合801010100
到達目標項目1, 2, 32410842
到達目標項目1, 2, 3, 5, 6, 8, 9240024
到達目標項目1, 2, 3, 8320032
到達目標項目4, 70022