到達目標
1.小説や評論などの文章を読解し、自分の生き方について考えることができる。(読む力、考える力)
2.意見を述べあい、相互に理解することができる。(話す力、聴く力)
3.意見を書いたり、短編小説を創作したりすることができる。(書く力)
4.常用漢字の部首や旁を理解することができる。
5.常用漢字の読み書きがほぼできる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 文章を的確に読み取り、自分の生き方について考えを深めることができる。 | 文章を正しく読み取り、感想を持つことができる。 | 文章を正しく読み取ることができない。 |
評価項目2 | 自らの考えを適切な表現を用いて書いたり、豊かな想像力で創作に取り組んだりすることができる。 | 自らの考えをなるべくわかりやすく書いたり、創作に取り組んだりすることができる。 | 自らの考えを書くことができず、創作に取り組むことができない。 |
評価項目3 | 漢字の部首や旁に対する知識を深め、ほぼ全ての常用漢字の読み書きができる。 | 漢字の部首や旁について関心を持ち、常用漢字の読み書きに取り組むことができる。 | 漢字の構成について関心を持つことができず、常用漢字の学習ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
様々な文章を的確に理解し、自分の考えを持つことを重視する。読むことによって、ものの見方、感じ方、考え方を深め、人生を豊かにする思考を育てることを目標とする。
授業の進め方・方法:
①教科書やプリントを使用し、講義形式とグループ学習を組み合わせて授業を行う。
②課題は丁寧に取り組み締め切りを守ってきちんと提出すること。
これは評価割合の「ポートフォリオ」として位置づけてある。
③年間20回の漢字小テストを行うので、しっかり取り組んで実力向上に努めること。
小テストの得点は評価割合の「その他」として位置づけてある。
(各自目標を設定し、フィードバック表にその都度結果を書き入れること。
各学期の中間試験、定期試験の前にフィードバック表の提出を求める。
提出しない場合は減点の対象とするので気を付けること。)
④常に辞書を手元に置き、語句の意味調べや漢字の確認などができる態勢をとること。
注意点:
①年間を通して多数のプリントを配布する。
これらは学習に不可欠のものであるので、きちんとファイルし常に復習できるようにすること。
②携帯電話を辞書代わりに使用することは許可しない。必ず辞書(電子辞書でも紙の辞書でもOK)を携行すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
授業の進め方、漢字学習と小テスト、提出物、成績の出し方などの詳細を理解する。
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2週 |
漢字の基礎 |
部首の名称と形を覚え、漢字学習のポイントを理解する。
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3週 |
リレー小説 |
グループで創作し、作品と作者の関係を理解する。
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4週 |
リレー小説 |
表現による読者操作を理解する。
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5週 |
①小説「五千回の生死」(宮本輝)などを読解する。 |
人物の心情の変化を理解する。
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6週 |
②小説「五千回の生死」(宮本輝)などを読解する。 |
語りの構造を理解する。
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7週 |
③小説「五千回の生死」(宮本輝)などを読解する。 |
現在の場面が描かれている意味を考える。
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8週 |
前期中間試験 |
今までの授業内容をふまえて、設問に対して正しく解答する。
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2ndQ |
9週 |
試験の解答と解説 |
試験問題を見直し、正しい答えの導き方を確認する。
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10週 |
①ショートショートを創作する。 |
ショートショートの話型の種類を理解する。
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11週 |
②ショートショートを創作する。 |
構想を練り、効果的な表現を使って作品を完成させる。
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12週 |
③ショートショートを鑑賞する。 |
創作したショートショートを読み、互いに鑑賞する。
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13週 |
①評論「言語と記号」(丸山圭三郎)などを読解する。 |
記号とは何か理解する。
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14週 |
②評論「言語と記号」(丸山圭三郎)などを読解する。 |
言語記号の特質に関する筆者の考えを的確に読み取る。
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15週 |
前期定期試験 |
今までの授業内容をふまえて、設問に対して正しく解答する。
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16週 |
試験の解答と解説 |
試験問題を見直し、正しい答えの導き方を確認する。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
①小説「舞姫」(森鴎外)を読解する。 |
第一段落を読み主人公の語る現在を理解する。
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2週 |
②小説「舞姫」(森鴎外)を読解する。 |
第二段落~三段落を読み、主人公の内面の変化を理解する。
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3週 |
③小説「舞姫」(森鴎外)を読解する。 |
第四段落~五段落を読み、主人公の行動と気持ち、冤罪の理由を理解する。
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4週 |
④小説「舞姫」(森鴎外)を読解する。 |
第六段落を読み、主人公の気持ちの揺れを理解する。
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5週 |
⑤小説「舞姫」(森鴎外)を読解する。 |
第七段落を読み、主人公の置かれた立場を理解する。
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6週 |
⑥小説「舞姫」(森鴎外)を読解する。 |
第八段落を読み、主人公の行動と心理状態を読み取る。
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7週 |
⑦小説「舞姫」(森鴎外)を読解する。 |
第九段落~十段落を読み、主人公が伯林での体験をどう捉えているかを読み取る。
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8週 |
後期中間試験 |
今までの授業内容をふまえて、設問に対して正しく解答する。
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4thQ |
9週 |
試験の解答と解説 |
試験問題を見直し、正しい答えの導き方を確認する。
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10週 |
⑧小説「舞姫」(森鴎外)を読解する。 |
主人公の人間性について探究する。
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11週 |
⑨小説「舞姫」(森鴎外)を読解する。 |
主人公批判、弁護の各立場から意見交換する。
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12週 |
①評論「他者の声 実在の声」(野矢茂樹)などを読解する。 |
「他我問題」と「外界問題」とは何か理解する。
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13週 |
②評論「他者の声 実在の声」(野矢茂樹)などを読解する。 |
「言語の内と外」の関係について表現に即して読み取る。
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14週 |
③評論「他者の声 実在の声」(野矢茂樹)などを読解する。 |
「他者」のありようについて表現に即して考えを深める。
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15週 |
後期定期試験 |
今までの授業内容をふまえて、設問に対して正しく解答する。
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16週 |
試験の解答と解説 |
試験問題を見直し、正しい答えの導き方を確認する。
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 20 | 20 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |