歴史Ⅰ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2016
授業科目 歴史Ⅰ
科目番号 0008 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 現代の日本史A 鳥海靖他著 山川出版社
担当教員 武長 玄次郎

到達目標

近代日本における科学技術の発展史を大きな歴史の流れの中で理解できるようになることが大きな目標である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
歴史上の大きな事件、重要な人物の動向をおさえつつ、科学技術史の発展について注意する。
授業の進め方・方法:
講義形式であり、適宜映像資料を用いる。
注意点:
現在日本が科学技術大国になったのは、決して一朝一夕の出来事ではなく、長い苦闘の末成立したものであることを感じてもらいたい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 江戸時代の文化・社会 江戸時代の人々の暮らしや技術を理解できる
2週 ペリー来航の背景 いわゆる黒船来航の背景を理解できる
3週 開国と攘夷 多くの悲劇を生んだ攘夷運動の流行を理解できる
4週 幕末に活躍した技術者 幕末の技術発展が明治以後の基礎となったことを理解できる
5週 幕末の経済と政治 幕末の経済混乱とそれがもたらした動乱の背景を理解できる
6週 幕府の崩壊 江戸幕府が倒れ明治政治が成立した理由を理解できる
7週 明治政府の改革 明治初期の改革の動きがもたらした発展と混乱を理解できる
8週 明治における経済と社会 明治時代の経済改革の仕組みと人々の生活変化を理解できる
2ndQ
9週 明治前期の技術者 工部大学校の教育と成果を理解できる
10週 明治の文化 明治時代の文化が現代の源流になっていることを理解できる
11週 明治期の外交 明治日本の外交政策の困難さを理解できる
12週 明治期の経済発展 明治中期以降の経済はどのようであったかを理解できる
13週 明治における世界と日本 引き続き困難な世界情勢の中での日本の選択を理解できる
14週 日清戦争 日進戦争の原因と結果を理解できる
15週 日露戦争 日露戦争の原因と結果を理解できる
16週
後期
3rdQ
1週 明治後期の外交 日露戦争以後の日本の外交政策を理解できる
2週 大正期日本の政治 明治と大正の政治状況の違いを理解できる
3週 大正期日本の思想 民主主義的な考えが入りかけていた大正期の状況を理解できる
4週 日本植民地の光と影 日本が獲得した植民地の発展と悲劇を理解できる
5週 大正期の科学技術 大正期に活躍した日本の科学者・技術者について知る
6週 世界恐慌と日本 世界恐慌がもたらした日本への悪影響を理解できる
7週 軍部の台頭 軍部が日本の政治にも影響を持った背景を理解できる
8週 戦前日本の国民生活 しだいに圧迫されていく日本の国民生活を理解できる
4thQ
9週 太平洋戦争 太平洋戦争の概要
10週 占領と改革 戦後GHQがもたらした改革について理解できる
11週 戦後復興を担った企業家たち 戦後焼け野原から日本を復興させた日本の企業家を知る
12週 戦後の政治と経済 現代日本の政治・経済の源流を探る
13週 高度経済成長の光と影 高度経済成長がもたらした豊かさと公害等負の面を理解できる
14週 現代日本の苦闘 21世紀に生きる我々の社会が抱える問題点を理解できる
15週 地域の経済と文化 地元の文化と経済の状況を知る
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力400000040
専門的能力300000030
分野横断的能力300000030