英語ⅠA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 英語ⅠA
科目番号 0012 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 1.『Power On Communication English Ⅰ』東京書籍、2013年         2.『Power On Communication English Ⅰ ワークブック』東京書籍、2013年3.『COCET2600 理工系学生のための必修英単語2600』成美堂、2012年
担当教員 小澤 健志

到達目標

英語の発音
・英語のつづりと音との関係を理解できる。
・英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。
語彙
・中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。
・自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
文法事項及び構文
・中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。
・高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
読み書きを通して行うコミュニケーション
・毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。
・自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 英語の発音英語のつづりと音との関係を理解でき、英語の発音記号を見て、発音できる。英語のつづりと音との関係をほぼ理解でき、英語の発音記号を見て、ほぼ発音できる。英語のつづりと音との関係を理解できず、また、英語の発音記号を見ても発音できない。
評価項目2 語彙中学で既習の1200語程度の語彙が定着しており、400語程度の新たな語彙を習得している。自分の専門に関する基本的な語彙も習得している。中学で既習の1200語程度の語彙がほぼ定着し、400語程度の新たな語彙の習得がほぼできている。自分の専門に関する基本的な語彙もほぼ習得している。中学で既習の1200語程度の語彙の定着が見られず、400語程度の新たな語彙の習得もできない。自分の専門に関する基本的な語彙も習得できない。
評価項目3 文法事項及び構文中学校で既習の文法事項や構文が定着しており、高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文が習得できている。中学校で既習の文法事項や構文がほぼ定着しており、高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文がほぼ習得できている。中学校で既習の文法事項や構文が定着しておらず、高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文が習得できていない。
評価項目4 読み書きを通して行うコミュニケーション毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握でき、また、自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要をほぼ把握でき、また、自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章をほぼ書くことができる。毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握することができず、また、自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・正確な英語の読解力を養成するため、各 Lesson につき、単語・熟語・文法事項等を総合的に学習していく。なお、ワークブックは自学自習のための使用となる。
・『COCET 2600』の「単語番号No.1~400」の400語の修得し、語彙力のアップを目指す。「実用英検3級一次試験に合格できる英語力」が、単位認定の「目安」となる。
授業の進め方・方法:
・自学自習が可能となるよう、年度当初に、発音記号の読み方等について集中的に説明等を行う。また、辞書の使い方等についても適宜説明を行う。
・正確な読解力を養うため、各Lessonにつき、学習内容の詳細を記載したプリントを配布し、授業を進めていく。なお、このプリントは「課題」を兼ねる。
・ワークブックは授業では扱わず、自学自習(予習・復習)での活用を前提とする。なお、ワークブックの内容も、中間試験および定期(期末)試験の試験範囲となる。
・『COCET 2600』は授業では扱わないが、中間試験および定期(期末)試験において「100語/期×4期=400語」の範囲で出題する。よって、隙間の時間等を活用し、自学自習に励むこと。
注意点:
・常に「100%正確に訳す」ことを心掛け、細かな点も決しておろそかにしないこと。
・配布資料等の整理およびファイルのため、「A4判・40ポケット以上」のクリアブック(安価なもので良い)を各自で必ず用意すること。
・評価は「前期と後期の中間試験および定期試験:70%」+「課題:30%」で行う。なお、課題が大きな割合を占めるので、必ず期限内に課題を提出すること。
・中間試験および定期試験は100点満点で実施するが、80点は単語・熟語・文法事項等に関する総合的な問題、20点は『COCET 2600』からの出題となる。
・当授業は「読解力養成のための基礎・基本の定着」を目的とするものであり、「文法訳読方式」が主な授業方法となり、アクティブ・ラーニング等の授業方法は取らない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 BACE実施、ガイダンス 各自の今後の英語学習の指針とするため、中学校既習事項の英語運用能力テストであるBACE(Basic Assessment of Communicative English)を第1時間目に実施し、第2時間目にガイダンスを行う。
2週 発音記号 発音記号を見て、正確な発音ができる。
3週 発音記号 発音記号を見て、正確な発音ができる。
4週 Lesson 1 Greetings around the World 動名詞、S+V+O[that節]、不定詞等が理解できる。
5週 Lesson 1 Greetings around the World 動名詞、S+V+O[that節]、不定詞等が理解できる。
6週 Lesson 2 Is Our Food Culture Strange? 受動態、S+V[be動詞以外]+C、助動詞等が理解できる。
7週 Lesson 2 Is Our Food Culture Strange? 受動態、S+V[be動詞以外]+C、助動詞等が理解できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 Lesson 3 Miyazato Ai-Her Challenge for Her Dream 進行形、名詞+S+V(+…)、S+V+O[疑問詞+to不定詞]等が理解できる。
10週 Lesson 3 Miyazato Ai-Her Challenge for Her Dream 進行形、名詞+S+V(+…)、S+V+O[疑問詞+to不定詞]等が理解できる。
11週 Lesson 4 Sleep in Animals 比較表現、S+V+O1+O2[疑問詞+to不定詞]、分詞の形容詞用法等が理解できる。
12週 Lesson 4 Sleep in Animals 比較表現、S+V+O1+O2[疑問詞+to不定詞]、分詞の形容詞用法等が理解できる。
13週 Lesson 5 Kawaii and Japanese Pop Culture 関係代名詞who、関係代名詞which、現在完了形等が理解できる。
14週 Lesson 5 Kawaii and Japanese Pop Culture 関係代名詞who、関係代名詞which、現在完了形等が理解できる。
15週 前期定期(期末)試験
16週 答案返却・解答と解説
後期
3rdQ
1週 Lesson 6 Ogasawara-A Laboratory of Evolution S+V+O[whatなどの節]、助動詞+受動態、It is[was]+形容詞(+ for …)+to不定詞等が理解できる。
2週 Lesson 6 Ogasawara-A Laboratory of Evolution S+V+O[whatなどの節]、助動詞+受動態、It is[was]+形容詞(+ for …)+to不定詞等が理解できる。
3週 Lesson 7 Furoshiki-The Magic Cloth 現在完了進行形、S+V+O1+O2[whatなどの節]、関係副詞when等が理解できる。
4週 Lesson 7 Furoshiki-The Magic Cloth 現在完了進行形、S+V+O1+O2[whatなどの節]、関係副詞when等が理解できる。
5週 Lesson 8 The Emerald Isle S+V[be動詞]+C[that節]、It is[was]+名詞[形容詞など]+that節、関係副詞where等が理解できる。
6週 Lesson 8 The Emerald Isle S+V[be動詞]+C[that節]、It is[was]+名詞[形容詞など]+that節、関係副詞where等が理解できる。
7週 Lesson 8 The Emerald Isle S+V[be動詞]+C[that節]、It is[was]+名詞[形容詞など]+that節、関係副詞where等が理解できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 Lesson 9 The Power to Unite People 過去完了形、未来進行形、分詞構文(現在分詞)等が理解できる。
10週 Lesson 9 The Power to Unite People 過去完了形、未来進行形、分詞構文(現在分詞)等が理解できる。
11週 Lesson 10 Knut, the Polar Bear wish+仮定法過去、S+V[知覚動詞]+O+C[現在分詞]、S+V+O1+O2[that節]等が理解できる。
12週 Lesson 10 Knut, the Polar Bear wish+仮定法過去、S+V[知覚動詞]+O+C[現在分詞]、S+V+O1+O2[that節]等が理解できる。
13週 Lesson 10 Knut, the Polar Bear wish+仮定法過去、S+V[知覚動詞]+O+C[現在分詞]、S+V+O1+O2[that節]等が理解できる。
14週 文法事項等の復習 学習した文法事項等の全般が理解できる。
15週 後期定期(期末)試験
16週 答案返却・解説

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000