計算機演習

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 計算機演習
科目番号 0025 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 情報リテラシー教科書 WIndows 10 / Office 2019 対応版 (矢野文彦監修,オーム社)  情報セキュリティ人材育成事業により開発された教材を補助教材として使用する。
担当教員 臼井 邦人,沢口 義人

到達目標

現代社会を支える電子計算機システムについて,演習を通して基本的な知識と利用法を身に付ける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 コンピュータリテラシ情報セキュリティやオフィスソフトについて発展的な内容を説明できる.情報セキュリティやオフィスソフトについて基礎的な内容を説明できる.情報セキュリティやオフィスソフトについて説明できない.
評価項目2 報告書作成とプレゼンテーションオフィスソフトを効果的に用いて,適切な報告書やプレゼンテーションを作成できる.オフィスソフトを用いて,報告書やプレゼンテーションを作成できる.オフィスソフトを用いた報告書やプレゼンテーションの作成ができない.
評価項目3 タッチタイピングタッチタイピングにより高速なキーボード入力ができる.タッチタイピングにより適切なキーボード入力ができる.タッチタイピングによるキーボード入力ができない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる
準学士課程 3(1) 説明 閉じる
準学士課程 3(3) 説明 閉じる
準学士課程 4(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本授業では演習形式で文書作成・表計算・プレゼンテーションのためのオフィスソフトウェアの使用法とタッチタイピングを体得する.併せて情報の表現法や情報セキュリティの基礎知識について学ぶ.
授業の進め方・方法:
演習形式で授業を実施する.授業前半で内容を説明し,後半で各自で課題に取り組む.また,各自でテーマを定めてスライドショーを作成し,他学生のスライドショーを閲覧して意見を交換する機会を設ける.
注意点:
ディジタルデータは容易に劣化無く複写することができるが,他者の知的創造物の複写物を自身の知的創造物とすることは許されない.このような情報モラルも身に付けて欲しい.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業全体の概要を把握し,日本語によるメールの作成と送信ができる.
2週 情報セキュリティ 情報セキュリティの基本的事項について説明できる.
3週 オフィスソフトの活用(1) オフィスソフトの概要とタッチタインピングについて説明できる.
4週 情報の表現法 計算機内部での情報の表現法について説明できる.
5週 オフィスソフトの活用(2) Microsoft Word を用いて簡単な文書を作成できる.
6週 オフィスソフトの活用(3) Microsoft Excelを用いて簡単な表計算を遂行できる.
7週 オフィスソフトの活用(4) Microsoft Excelを用いて簡単なグラフを作成できる.
8週 レポート作成 オフィスソフトを応用して,与えられた実験結果を纏めた報告書を作成できる.
2ndQ
9週 スライドショー作成(1) 自身でテーマを定めてスライドショーを作成開始できる.
10週 スライドショー作成(2) 自身で定めたテーマのスライドショーを継続して作成できる.
11週 スライドショー作成(3) 自身で定めたテーマのスライドショーを作成完了できる.
12週 プレゼンテーション実施(1) 他学生のプレゼンテーションを20件程度閲覧し,長所や改良点を指摘できる.
13週 プレゼンテーション実施(2) 他学生のプレゼンテーションを20件程度閲覧し,長所や改良点を指摘できる.
14週 プレゼンテーションふりかえり 他学生からのコメントを踏まえて,自身のプレゼンテーションの改良点を検討できる.
15週 タッチタイプ試験 1分間で90文字以上のタッチタイピングができる.
16週

評価割合

課題発表実技合計
総合評価割合402040100
基礎的能力1052035
専門的能力2552050
分野横断的能力510015