日本文化論

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本文化論
科目番号 0026 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 授業時に指示する。(随時プリントも配布する予定)
担当教員 加藤 達彦,田嶋 彩香,非常勤

到達目標

1.様々な文献や資料を調査し、文章を理解することができる(読む力)。
2.取材対象にインタビューを行い、記録することができる(聴く力)。
3.自分の思いや考えを相手に伝えることができる(話す力)。
4.自分の思いや考えを表現することができる(書く力)。
5.グループ内で協力し、議論することができる(考える力)。
6.日本の伝統的な文化や技術について触れ、説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1話し手の言葉を正確に聴き取り、かつ真意を推し量り、整理することができる。話し手の言葉を正確に聴き取り、整理することができる。話し手の言葉を正確に聴き取り、整理することができない。
評価項目2グループの中で自分の役割を見いだし、積極的に協力して課題に取り組むことができる。グループで協力して課題に取り組むことができる。グループで協力して課題に取り組むことができない。
評価項目3日本の文化や伝統、職人技術の奥深さを感じるとともに、その本質を正確に説明できる。日本の文化や伝統、職人技術について正確に説明できる。日本の文化や伝統、職人技術について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本文化論は、国語科で身につける「聴く力」「読む力」「話す力」「書く力」「考える力」を総合して、日本の文化や伝統、職人の技術や知恵等に触れることを目的とする。また、伝統文化や職人技術を学ぶことで、豊かな人間性を養い、教養を培うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
①授業は講義形式と演習形式からなる。
②講義では、取材のための事前準備やインタビューの方法について学ぶ。
③演習では、取材記事のまとめ方についてグループを組み、実践形式で学ぶ。
注意点:
①グループワークが中心となるので、周囲とのコミュニケーションを積極的に図るよう心がけてほしい。
②短期集中型の授業であるので、基本的に欠課は認めない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の進め方、提出物、評価方法に関する諸注意を理解する。
2週 ①講義 取材に関わる方法と解説 取材とは何かについて学ぶ。
3週 ②講義 取材に関わる方法と解説 取材の技術(話しを聞く技術)を学ぶ。
4週 ③講義 取材に関わる方法と解説 取材の方法(質問の方法)を学ぶ。
5週 ④講義 取材に関わる方法と解説 取材報告の書き方について学ぶ。
6週 ①演習 取材に関わるグループ討議 効果的なインタビューの種類やその方法を学ぶ。
7週 ②演習 取材に関わるグループ討議 ペアを組みインタビューの練習を行い、インタビューに慣れる。
8週 ③演習 取材に関わるグループ討議 テーマを決めてグループに分かれ、相互にインタビューの練習を行い、習熟に努める。
2ndQ
9週 ④演習 取材に関わるグループ討議 インタビューをする際に気づいたことを話し合い、客観的に捉える視点を学ぶ。
10週 ⑤演習 取材に関わるグループ討議 外部講師が就いている職業に関する文献を読み、インタビューの質問を考える。
11週 ①演習 外部講師による講義・講演と演習 外部講師による講義や講演、演習を行い、仕事の魅力を学ぶ。
12週 ②演習 外部講師による講義・講演と演習 外部講師にインタビューを行い、仕事の魅力を聞き出す。
13週 ①演習 取材のまとめ 集めたインタビュー記事をグループで協力して整理する。
14週 ②演習 取材のまとめ グループ発表のための準備を協力して行う。
15週 ①演習 グループ発表 インタビュー成果を報告し、他グループの良いところを学ぶ。
16週 ②演習 グループ発表 インタビュー成果を報告し、自らのインタビュー記事の改善点を見つける。
後期
3rdQ
1週 ①演習 グループ毎の校外取材 取材先に関する文献を集める。
2週 ②演習 グループ毎の校外取材 取材先に関する文献を読み、インタビューの質問を考える。
3週 ③演習 グループ毎の校外取材 取材先の特徴にあった取材方法を選び、取材時に何が必要かを考える。
4週 ④演習 グループ毎の校外取材 取材先への訪問日時や手段について話し合う。
5週 ⑤演習 グループ毎の校外取材 取材先に行き、仕事の魅力を聞き出す。
6週 ⑥演習 グループ毎の校外取材 取材先に行き、成果報告のための素材を集める。
7週 ①取材のまとめ 取材先で得た情報やインタビューの内容を整理する。
8週 ②取材のまとめ 取材先で得た情報やインタビューの中から、成果報告に利用するものを選択する。
4thQ
9週 ③取材のまとめ 取材報告をするための統一テーマを協力して決定する。
10週 ④取材のまとめ 取材報告のためのグループ発表の準備を行い、役割分担を決める。
11週 ⑤取材のまとめ グループ発表におけるより良い発表の準備の仕方を学ぶ。
12週 ①グループ発表 グループ発表を行い、取材報告の成果を正確に伝える。
13週 ②グループ発表 グループ発表を聞き、他グループの活動を評価し合う。
14週 ①取材報告書の作成 グループで協力して、取材報告書を作成する。
15週 ②取材報告書の提出 グループで協力して作成した、取材報告書を提出する。
16週 年間の授業の総括 一年間の学習内容を振り返る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理力学速度と加速度の概念を説明できる。3
物体に作用する力を図示することができる。3
力の合成と分解をすることができる。3
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。3
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。3
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。3
慣性の法則について説明できる。3
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。3
運動の法則について説明できる。3
運動方程式を用いた計算ができる。3
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。3
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
力学的エネルギー保存則を様々な物理量の計算に利用できる。3
周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。3
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。3
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。3
万有引力の法則から物体間にはたらく万有引力を求めることができる.3
万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。3
物理実験物理実験有効数字を考慮して、データを集計することができる。3
力学に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合05000050100
基礎的能力05000050100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000