到達目標
1.各種ダイオードの特性を説明できる.
2.トランジスタの特徴,各種接地方式の特徴を説明できる.
3.トランジスタによるスイッチング回路を設計できる.
4.トランジスタによる増幅回路の設計ができる.
5.トランジスタによる多段増幅回路の設計ができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各種ダイオードの特徴が説明できて,適切なダイオードの選定ができる. | 各種ダイオードの説明ができる. | ダイオードの特徴が把握できていない. |
評価項目2 | トランジスタの特徴,各種接地方式の特徴を説明できる. | トランジスタの特徴を説明できる. | トランジスタの特徴が把握できていない. |
評価項目3 | トランジスタによるスイッチング回路の設計ができる. | トランジスタによるスイッチング回路の構成が理解できる. | トランジスタをスイッチング素子として扱うことができない. |
評価項目4 | トランジスタによる増幅回路の設計ができる. | トランジスタによる増幅回路の構成が理解できる. | トランジスタを増幅素子として扱うことができない. |
評価項目5 | トランジスタによる多段増幅回路の設計ができる. | トランジスタによる多段増幅回路の構成が理解できる. | トランジスタによる多段増幅回路の構成を提示できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ダイオード,トランジスタを使った電子回路について学習をおこなう.
授業の進め方・方法:
座学が中心となるが,現象の理解を深めるために適宜シミュレーション結果の提示や実際にシミュレーションをおこなってもらうことがある.
注意点:
回路パラメータが変化すると,特性にどんな影響があるのか把握するために,シミュレータを有効活用して欲しい.さらに時間的余裕があれば,自ら回路製作をおこなって,理論-シミュレーション-実機それぞれの差異について検討をおこなって欲しい.
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンスおよび必要な知識の確認 |
講義の目標や進め方,必要な知識,評価方法について説明する.
|
2週 |
シミュレータの使用方法解説 |
メーカが提供しているモデルを使用することができる.
|
3週 |
ダイオードの特徴 |
ダイオードの特徴を説明できる.
|
4週 |
ダイオードを使った整流・保護回路 |
出力波形概略を描くことができる.
|
5週 |
トランジスタの特徴 |
トランジスタの特徴を説明できる.
|
6週 |
トランジスタの各種接地方式 |
各種接地方式の特徴を説明できる.
|
7週 |
まとめ |
|
8週 |
前期中間試験 |
|
2ndQ |
9週 |
復習 |
|
10週 |
トランジスタの各種バイアス回路 |
各種バイアス回路の説明ができる.
|
11週 |
CR結合増幅回路1 |
CR結合増幅回路の理論計算ができる.
|
12週 |
CR結合増幅回路2 エミッタフォロワ回路1 |
CR結合増幅回路の設計ができる. エミッタフォロワ回路の理論計算ができる.
|
13週 |
エミッタフォロワ回路2 |
エミッタフォロワ回路の設計ができる.
|
14週 |
まとめ |
|
15週 |
前期定期試験 |
|
16週 |
復習 |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
直接結合増幅回路1 |
直接結合増幅回路の理論計算ができる.
|
2週 |
直接結合増幅回路2 |
直接結合増幅回路の設計ができる.
|
3週 |
カレントミラー回路1 |
基本カレントミラーの理論計算ができる.
|
4週 |
カレントミラー回路2 |
カレントミラー回路を用いて多段LED回路の設計ができる.
|
5週 |
ダーリントン接続1 |
ダーリントン接続の理論計算ができる
|
6週 |
ダーリントン接続2 |
ダーリントン接続を使った回路設計ができる.
|
7週 |
まとめ |
|
8週 |
後期中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
復習 |
|
10週 |
負帰還増幅回路1 |
負帰還による効果を説明できる.
|
11週 |
負帰還増幅回路2 電圧直列帰還型増幅回路1 |
各種負帰還増幅回路の特徴を説明できる. 電圧直列帰還型増幅回路の特徴を説明できる.
|
12週 |
電圧直列帰還型増幅回路2 |
電圧直列帰還型増幅回路の理論計算ができる.
|
13週 |
電圧直列帰還型増幅回路3 |
電圧直列帰還型増幅回路の設計ができる.
|
14週 |
まとめ |
|
15週 |
後期定期試験 |
|
16週 |
復習 |
|
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
専門的能力 | 80 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 90 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |