情報工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報工学
科目番号 0042 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 3
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1.5
教科書/教材 川合慧著『情報』東京大学出版会、2006年、1900円(+税)
担当教員 臼井 邦人

到達目標

・ 情報の記号化、符号化について理解できる
・ データ通信理論、情報ネットワークについて理解できる
・ データモデルについて理解できる
・ 計算の記述方法、プログラム言語について理解できる
・ アルゴリズム、計算モデルについて理解できる
・ コンピュータの仕組みについて理解できる
・ 情報システムの役割について理解できる
・ ユーザインターフェースについて理解できる
・ 情報技術と社会との関係について理解できる
・ 情報セキュリティーについて理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1・情報の記号化、符号化について大変理解できる ・データ通信理論、情報ネットワークについて大変理解できる・情報の記号化、符号化について理解できる ・データ通信理論、情報ネットワークについて理解できる・情報の記号化、符号化について理解できない ・データ通信理論、情報ネットワークについて理解できない
評価項目2・データモデルについて大変理解できる ・計算の記述方法、プログラム言語について大変理解できる・データモデルについて理解できる ・計算の記述方法、プログラム言語について理解できる・データモデルについて理解できない ・計算の記述方法、プログラム言語について理解できない
評価項目3・アルゴリズム、計算モデルについて大変理解できる ・コンピュータの仕組みについて大変理解できる・アルゴリズム、計算モデルについて理解できる ・コンピュータの仕組みについて理解できる・アルゴリズム、計算モデルについて理解できない ・コンピュータの仕組みについて理解できない
評価項目4・ 情報システムの役割について大変理解できる ・ ユーザインターフェースについて大変理解できる ・ 情報技術と社会との関係について大変理解できる ・ 情報セキュリティーについて大変理解できる・ 情報システムの役割について理解できる ・ ユーザインターフェースについて理解できる ・ 情報技術と社会との関係について理解できる ・ 情報セキュリティーについて理解できる・ 情報システムの役割について理解できない ・ ユーザインターフェースについて理解できない ・ 情報技術と社会との関係について理解できるない ・ 情報セキュリティーについて理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
基本的に教科書に沿って講義を進めるが、項目によってはプログラミングやシミュレーションなどの演習を行う。
注意点:
授業90分に対して配布プリントなどを活用して180分以上の予習、復習をおこなうこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・ガイダンス ・全体の概要
2週 ・情報の表現 ・情報の表現と記号化
3週 ・情報の表現 ・アナログとディジタル
4週 ・情報の伝達と通信 ・情報の符号化と通信量
5週 ・情報の伝達と通信 ・プロトコル、情報ネットワーク
6週 ・情報の伝達と通信 ・インターネット
7週 ・情報の伝達と通信 ・通信路
8週 ・前期中間試験 ・前期中間試験までの学習内容
2ndQ
9週 ・データの扱い ・データモデル
10週 ・データの扱い ・データモデル
11週 ・計算の方法 ・計算の記述と計算モデル
12週 ・計算の方法 ・計算の記述と計算モデル
13週 ・計算の方法 ・計算の記述と計算モデル
14週 ・計算の方法 ・プログラムとプログラム言語
15週 ・計算の方法 ・プログラムとプログラム言語
16週
後期
3rdQ
1週 ・問題の解き方 ・アルゴリズム
2週 ・問題の解き方 ・計算のモデル化
3週 ・問題の解き方 ・計算のモデル化
4週 ・コンピュータの仕組み ・コンピュータの基本構成
5週 ・コンピュータの仕組み ・ハードウェア構成
6週 ・コンピュータの仕組み ・ハードウェア構成
7週 ・コンピュータの仕組み ・オペレーティングシステム
8週 ・後期中間試験 ・前期定期試験以降の学習内容
4thQ
9週 ・情報システムの役割 ・情報システムの仕組みと事例紹介
10週 ・情報システムの役割 ・情報システムの仕組みと事例紹介
11週 ・ユーザインターフェース ・ユーザインターフェースの定義と事例紹介
12週 ・ユーザインターフェース ・ユーザインターフェースの定義と事例紹介
13週 ・情報技術と社会 ・情報技術と社会との関係における問題点と事例紹介
14週 ・情報技術と社会 ・情報技術と社会との関係における問題点と事例紹介
15週 ・情報技術と社会 ・情報セキュリティー
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理力学周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。3
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。3
等速円運動をする物体の速度、角速度、加速度、向心力に関する計算ができる。3
波動波の振幅、波長、周期、振動数、速さについて説明できる。3
横波と縦波の違いについて説明できる。3
波の重ね合わせの原理について説明できる。3
波の独立性について説明できる。3
2つの波が干渉するとき、互いに強めあう条件と弱めあう条件について計算できる。3
定常波の特徴(節、腹の振動のようすなど)を説明できる。3
ホイヘンスの原理について説明できる。3
波の反射の法則、屈折の法則、および回折について説明できる。3
弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。3
気柱の長さと音速から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。3
共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。3
一直線上の運動において、ドップラー効果による音の振動数変化を求めることができる。3
自然光と偏光の違いについて説明できる。3
光の反射角、屈折角に関する計算ができる。3
波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを説明できる。3
人文・社会科学国語国語代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。3
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。3
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。3
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。3
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。3
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。3
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。3
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。3
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。3
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。3
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。3
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。3
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000