英語ⅣB

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語ⅣB
科目番号 0050 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 3ラウンド・システムに基づいて作成したスライド教材『First Listening』/『Step Up Listening 【改訂版】 Step 3』公益財団法人 日本英語検定協会,2018年/『Creative Listening Stage 2』いいずな書店,2015年/『COCET2600 理工系学生のための必修英単語2600』成美堂,2012年
担当教員 岩崎 洋一

到達目標

・日常生活の身近な話題について英語を聞き,情報や考えなどを理解することができる。
・英語によるコミュニケーションに必要な基本的な文法力を身につけることができる。
・積極的に英語によるコミュニケーションを図ろうとする態度を身につけることができる。
・理工系学生のための必修英単語(『COCET 2600』の「No.1501~2000」)を500語習得することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 リスニング日常生活の身近な話題について英語を聞き,発話の意図などを正確に理解することができる。日常生活の身近な話題について英語を聞き,情報や考えなどを理解することができる。日常生活の身近な話題について英語を聞き,情報や考えなどを理解することができない。
評価項目2 英語の発音単語の発音や強勢,センテンスのイントネーションなどを正確に理解し,音読することができる。単語の発音や強勢,センテンスのイントネーションなどを理解することができる。単語の発音や強勢,センテンスのイントネーションなどを理解することができない。
評価項目3 語彙英語によるコミュニケーションに必要な基本的な語彙を正確に身に付けることができる。英語によるコミュニケーションに必要な基本的な語彙を概ね身に付けることができる。英語によるコミュニケーションに必要な基本的な語彙を身に付けることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語ⅡA・ⅡB・ⅣAで培われた英語の音声によるコミュニケーション能力を発展させ,主に高専生として求められるリスニング能力を身に付けることを目的とした授業である。同時に,英語によるコミュニケーションに必要な基本的な文法力を身に付けるとともに,積極的に英語によるコミュニケーションを図ろうとする態度を涵養することも目的とする。さらに,高専生に必要な語彙力を養成する。
授業の進め方・方法:
・3ラウンド・システムの理論に基づき,リスニング活動を中心に授業を行う。伝統的な英語の授業とは大きく異なる部分が多くあるので,指示に従い主体的に授業に参加することが重要となる。
・本授業では『First Listening』の全5ユニットのうちユニット1, 3, 4の3ユニットを扱う。
・毎回授業時にプリントを配布するので,保存用のファイルを用意すること。
・『Step Up Listening』を使って定期的にQuizを行う。欠席等によりQuizを受けなかった場合,1週間以内出れば追試験を認める。
・『COCET2600』の学習については,単語No.1501-2000を学習範囲とし,定期的に語彙Quizを行う(欠席した場合の追試験は認めない)。
・QuizはOffice365を活用して行うので常にサインインできるようにしておくこと。
・『Creative Listening』は,授業外の課題として使用する。
注意点:
・中間試験および定期試験を実施し,試験成績(2回の試験の平均点)を60%,Quizの成績を20%,授業への積極的な参加状況及び課題の提出状況を20%として総合評価する。
・授業中はリスニング活動を中心に行うので,積極的に参加することが重要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ・ガイダンス
2週 ・Unit 1 Situational Dialogs, Step 1
・Quiz(第16回)
・レストランや病院などでの会話を聞き,大まかな内容を理解することができる。
3週 ・Unit 1 Situational Dialogs, Step 2
・Quiz(第17回)
・レストランなどでの会話を聞き,正確に聞き取ることができる。
4週 ・Unit 1 Situational Dialogs, Step 2
・Quiz(第18回)
・病院などでの会話を聞き,正確に聞き取ることができる。
5週 ・Unit 1 Situational Dialogs, Step 3
・Quiz(第19回)
・レストランや病院などでの会話を聞き,言われていることを総合して「結論や発話の意図」を理解することができる。
6週 ・Unit 3 Student Life, Step 1
・Quiz(第20回)
・家庭や学校などでの日常会話を聞き,大まかな内容を理解することができる。
7週 ・Unit 3 Student Life, Step 2 ・家庭や学校などでの日常会話を聞き,正確に聞き取ることができる。
8週 後期中間試験 ・Quiz(第21,22回)の内容は後期中間試験で出題する予定。
4thQ
9週 ・Unit 3 Student Life, Step 2
・Quiz(第23回)
・家庭や学校などでの日常会話を聞き,正確に聞き取ることができる。
10週 ・Unit 3 Student Life, Step 3
・Quiz(第24回)
・家庭や学校などでの日常会話を聞き,言われていることを総合して「結論や発話の意図」を理解することができる。
11週 ・Unit 4 Humor, Step 1
・Quiz(第25回)
・ユーモアを聞き,大まかな内容を理解することができる。
12週 ・Unit 4 Humor, Step 2
・Quiz(第26回)
・ユーモアを聞き,正確に聞き取ることができる。
13週 ・Unit 4 Humor, Step 2
・Quiz(第27回)
・ユーモアを聞き,正確に聞き取ることができる。
14週 ・Unit 4 Humor, Step 3
・Quiz(第28回)
・ユーモアを聞き,言われていることを総合して「結論や発話の意図」を理解することができる。
15週 定期(学年末)試験 ・Quiz(第29,30回)の内容は後期定期(学年末)試験で出題する予定。
16週 試験返却,解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学簡単な場合について、関数の極限を求めることができる。3
微分係数の意味や、導関数の定義を理解し、導関数を求めることができる。3
積・商の導関数の公式を用いて、導関数を求めることがができる。3
合成関数の導関数を求めることができる。3
三角関数・指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。3
逆三角関数を理解し、逆三角関数の導関数を求めることができる。3
関数の増減表を書いて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。3
極値を利用して、関数の最大値・最小値を求めることができる。3
簡単な場合について、関数の接線の方程式を求めることができる。3
2次の導関数を利用して、グラフの凹凸を調べることができる。3
関数の媒介変数表示を理解し、媒介変数を利用して、その導関数を求めることができる。3
人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験Quiz課題・積極性合計
総合評価割合602020100
基礎的能力602020100
専門的能力0000
分野横断的能力0000