製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 製図Ⅱ
科目番号 0053 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 岡本 峰基

到達目標

・第三角法に基づいた三面図が描けるようになる。
・寸法公差・幾何学公差の意味と意義を理解する。
・ねじや歯車等の代表的な機械要素の略画法を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 寸法公差や幾何学公差の意味と意義を正確に理解し、図面の情報を読み取ったり図面を描くことが出来る。 おおよその寸法公差や幾何学公差の意味と意義を理解し、図面の情報を読み取ったり図面を描くことが出来る。寸法公差や幾何学公差の意味と意義を理解していない。
評価項目2ねじや歯車等の代表的な機械要素の略画法を正確に理解し、描くことが出来る。ねじや歯車等の代表的な機械要素の略画法を理解し、描くことが出来る。 ねじや歯車等の代表的な機械要素の略画法を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 専門分野の知識と能力

教育方法等

概要:
図面を描く上で必要な寸法公差、幾何学公差を理解したうえで、図面を描くことが出来るようになる。本的な機械要素である軸受け、ボルトナット、歯車などの図面の読み方と描き方を身につける。
授業の進め方・方法:
講義と実習形式で行う。授業の初めに、課題作成に必要な内容を説明し、各自が課題作成に取り組む。
注意点:
・教科書と製図道具を忘れずに持参すること。
・後期を通じて8の課題の提出を求めるので、集中して課題に取り組み、提出期限を守ること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンスと簡易製図板の使い方
簡易製図板使い方を理解して、第3角法の課題を作図できる。CADの概要についても説明する
(課題1:三角法3)
2週 はめあい(パッキン押さえ)
はめあいの意味を理解して、図面を作図できる。
(課題2:パッキン押さえ)
3週 幾何学公差(フランジ)
幾何公差の意味を理解して、図面を作図できる。
(課題3:フランジ)
4週 機械要素(軸受け) 歯車の描き方を説明できる。。
5週 機械要素(軸受け) 軸受けの図面の描き方を理解して、軸受けの製図例を元に作図できる。
(課題4:軸受け)
6週 課題提出 課題1~4を完成させて提出する。
7週 機械要素(ボルト・ナット)1 ボルト・ナットの種類や規格を理解して、描き方を説明できる。
8週 機械要素(ボルト・ナット)2 ボルト・ナットの描き方を理解して、製図例を元に作図できる。
4thQ
9週 機械要素(ボルト・ナット)3 ボルト・ナットの課題を完成させる。
(課題5:ボルトナット)
10週 機械要素(歯車)1 課題4,5を完成させて提出する。
11週 機械要素(歯車)2 歯車の描き方を理解して、製図例を元に作図できる。
(課題6:歯車)
12週 課題提出 課題5,6を完成させて提出する。
13週 機械要素(キー溝) キー溝の役割を理解して、製図例を元に課題を作図できる。
(課題7:出力軸)
14週 製図の練習 見本となる製図例(支持台)を基に課題を作図できる。(明記されていない寸法を他の面の図面から読み取る。)
(課題8:支持台)
15週 課題提出 課題7~8を完成させて提出する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。3
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000