電磁気学Ⅱ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 電磁気学Ⅱ
科目番号 d0180 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 専修学校教科書シリーズ5 電磁気学,コロナ社
担当教員 泉 源

到達目標

1.点電荷間に働く力をクーロンの法則から求めることができる.
2.点電荷による電界を求めることができる.
3.点電荷による電位を求めることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1クーロンの法則を使った静電力の解析ができるクーロンの法則を提示することで静電力の解析ができる.クーロンの法則を提示しても静電力の解析ができない.
評価項目2各種形状の帯電体による電界を求めることができる.点電荷による電界を求めることができる.点電荷による電界を求めることができない.
評価項目3各種形状の帯電体による電位分布を求めることができる.点電荷による電位分布を求めることができる.点電荷による電位分布を求めることができない.

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気電子工学を学んでいく上で必要となる電磁気学の基礎を習得する.
授業の進め方・方法:
座学で行う.毎週演習をおこなうので各自で理解度を確認する.
注意点:
例題や演習は理解を深める上で有効であるが,数式から現象のイメージ作りにも自ら時間を費やして欲しい.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,授業の進め方 授業内容と成績評価について理解する
2週 帯電現象とクーロンの法則 電荷の概念,物体の帯電現象,クーロンの法則を理解する
3週 クーロンの法則 複数の点電荷に対するクーロンの法則の適用について理解する
4週 電気力線とガウスの法則 電気力線とガウスの法則について理解する
5週 ガウスの法則 各種形状に対するガウスの法則の適用について理解する
6週 ガウスの法則 各種形状に対するガウスの法則の適用について理解する
7週 まとめ(演習) これまでの授業内容についてまとめる
8週 演習解説 前週の解説をおこなう
2ndQ
9週 電位と電位差 電位,電位差を理解する
10週 電位と電位差 複数の電荷による電位,電位差について理解する.
11週 電位の傾き 電位の傾きと電界の関係について理解する
12週 導体と静電誘導 導体と静電誘導について理解する
13週 球殻導体を中心とした静電誘導 球殻導体による静電誘導から電位,電位差について理解する
14週 まとめ1 前期前半の授業内容についての演習
15週 まとめ2 前期後半の授業内容についての演習
16週 定期試験

評価割合

試験発表演習態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80020000100
基礎的能力80020000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000