電気回路Ⅲ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 電気回路Ⅲ
科目番号 d0220 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 西巻正郎・下川博文・奥村万規子著『続 電気回路の基礎(第3版)』森北出版,2014年,2200円+税
担当教員 坂元 周作

到達目標

電気回路の応用分野として2端子対回路、過渡現象などについて学び、計算や説明をすることができることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目12端子対回路について大変理解できる2端子対回路について理解できる2端子対回路について理解できない
評価項目2過渡現象について大変理解できる過渡現象について理解できる過渡現象について理解できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気回路の応用分野として2端子対回路、過渡現象などについて学ぶ
授業の進め方・方法:
基本的に教科書に沿って講義を進める。毎回、演習を行う。
注意点:
授業には教科書とノートを必ず持参することとする。例題による演習は理解を深める上で非常に有効であり、演習問題は自ら解いてみることが必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、授業の進め方 2端子対回路を学ぶにあたり心構えや基本について学ぶ
2週 2端子対回路、Zマトリクス、Yマトリクス(講義、演習) 2端子対回路、Zマトリクス、Yマトリクスについて説明し、計算することができる
3週 2端子対回路、Gマトリクス、Hマトリクス、Fマトリクス(講義、演習) 2端子対回路のGマトリクス、Hマトリクス、Fマトリクスについて説明し、計算することができる
4週 2端子対回路、Fマトリクスの入出力インピーダンス(講義、演習) 2端子対回路のFマトリクスについて入出力インピーダンスについて説明し、計算することができる
5週 2端子対回路、回路変換(講義、演習) 2端子対回路の回路変換について説明し、計算することができる
6週 2端子対回路、各マトリクス要素の意味と変換(講義、演習) 2端子対回路の各マトリクス要素と各マトリクスの相互変換について説明し、計算することができる
7週 中間まとめ(演習) これまでの授業内容についてまとめる
8週 中間試験 中間までの内容について試験を行う
4thQ
9週 中間試験返却、前期定期までの内容説明 中間試験に関する解説と今後の予定について説明
10週 過渡現象(講義、演習) RL回路の過渡現象について説明し、計算をすることができる
11週 過渡現象(講義、演習) RL回路の過渡現象について説明し、計算をすることができる
12週 過渡現象(講義、演習) RC回路の過渡現象について説明し、計算をすることができる
13週 過渡現象(講義、演習) RLC回路の過渡現象について説明し、計算をすることができる
14週 定期まとめ(演習) これまでの授業内容についてまとめる
15週 定期試験 中間試験以降の内容について試験を行う
16週 定期試験返却 定期試験に関する解説

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合8020100
基礎的能力401050
専門的能力401050