日本事情Ⅲ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本事情Ⅲ
科目番号 d0730 科目区分 一般 / 必修(留学生)
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 内容に合わせて作成した講義資料を配布する
担当教員 関口 明生

到達目標

本学科を卒業し将来ソフトウェアを作成または利用する業務に携わるための基礎として、プログラミングの基礎的知識と技能を身に付けること。目安として:
□ 処理の順序を、フローチャートで表現することができる。
□ ソースコードにインデントやコメントを用いてプログラムを作成することができる。
□ 基礎的なC言語のプログラムの動作を説明することができる。
□ 構造化プログラミングにおける順次構造・分岐構造・反復構造の構造化文を、C言語において正しく記述できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1処理の順序を、正しく分かりやすいフローチャートで表現することができる。 処理の順序を、フローチャートで表現することができる。 処理の順序を、フローチャートで表現することができない。
評価項目2コメントの内容や変数名なども分かりやすいプログラムを作成することができる。 ソースコードにインデントやコメントを用いてプログラムを作成することができる。 ソースコードにインデントやコメントを用いてプログラムを作成することができない。
評価項目3基礎的なC言語のプログラムの動作を説明することができるだけではなく、改良するための工夫ができる。 基礎的なC言語のプログラムの動作を説明することができる。 基礎的なC言語のプログラムの動作を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
C言語の初歩的な入門から、ファイル入出力やソート・サーチの範囲までに関して、プログラミングの演習を行う。
授業の進め方・方法:
クラスメイトが前年度に学習した内容にそって、学習状況を随時確認しながら、対面によって講義と演習を進める。

注意点:
課題点のみで評価するため、課題を提出すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 フローチャート・UNIX
構造化プログラミングについて説明できる。
2週 C言語入門
初歩的なプログラミングの手順が実施できる。
3週 整数・文字と計算
C言語において、整数の入出力と計算ができる
4週 浮動小数点数と計算 C言語において、実数の入出力と計算ができる
5週 if-else文
C言語において、分岐構文を記載できる
6週 switch文
C言語において、分岐構文を記載できる
7週 while文 C言語において、反復構文を記載できる
8週 for文 C言語において、反復構文を記載できる
2ndQ
9週 数学関数の使用
数学関数を使用したプログラミングができる
10週 UNIX操作の基礎 基礎的なUNIXコマンドが使用できる
11週 配列と文字列
配列と文字列を扱ったプログラミングができる
12週 関数(値渡し・アドレス渡し) アドレス渡しを含む関数を作成して使用できる
13週 コマンドライン入力
コマンドライン入力に応じて動作するプログラミングができる
14週 ファイル入出力
ファイル入出力のあるプログラミングができる
15週 ソート・サーチ
ソートとサーチのアルゴリズムを説明できる
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000