工業英語演習

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 工業英語演習
科目番号 0076 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 資料を配布する
担当教員 泉 源

到達目標

・工業英語の特徴を掴んで,データシートをはじめとする英語を読み取ることができる.
・理路整然とした文章を日本語で書ける.
・事実と意見を書き分けられる.
・頻出の文法や5文型を理解して,設計した回路の機能・性能説明に対して,適切な英文表現ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1データシートから適切な情報を取り出して,機能説明ができる.データシートから情報を読み取ることができる.データシートを適切に読み取ることができない.
評価項目2明瞭な日本語から英文表現ができる.明瞭な日本語表記ができる.明瞭な日本語を書くことができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
データシート(英語版)から適切な情報を読み取り,シミュレータを用いて回路設計と機能・性能評価をおこなう.
設計書と評価を明瞭な日本語で表現した後に,英文表現する.
授業の進め方・方法:
座学を中心とするが,適宜確認問題や課題をおこなってもらう.
注意点:
課題を遂行するに当たってシミュレータを使用することもあるので,各自自習してほしい.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 講義内容と成績評価について理解できる.
2週 記述順序 文の構造の基本を作るための,記述順序について理解できる.
3週 1文の長さ 適切な1文の長さと文中の区切りを理解できる.
4週 回路要素の説明1 回路要素について理解できる.
5週 回路要素の説明2 回路要素について理解できる.
6週 まとめ
7週 回路設計・評価1 シミュレーションをとおして設計・評価の方法を理解できる.
8週 回路設計・評価2 シミュレーションをとおして設計・評価の方法を理解できる.
4thQ
9週 まとめ
10週 マニュアルの書式 マニュアルの書式について理解できる.
11週 英訳前の日本語の整理1 明瞭な日本語にするための方法を理解できる.
12週 英訳前の日本語の整理2 明瞭な日本語にするための方法を理解できる.
13週 修飾句の構成 例示,条件,理由の使い方について理解できる.
14週 英訳しなくてもよい語句 英文が明瞭になる方法について理解できる.
15週 マニュアル作成
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。3
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。3
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。3
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。3
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。3
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。3
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。3
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。3
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。3
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。3

評価割合

レポート課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力3515000050
専門的能力3515000050
分野横断的能力0000000