実験実習Ⅲ

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 実験実習Ⅲ
科目番号 0082 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 実験実習III指導書
担当教員 関口 明生,鈴木 聡,臼井 邦人,岡本 峰基,沢口 義人,奥山 彫夢

到達目標

レポート作成を中心として専門知識に関する理解を深め、これらを応用した計測・制御技術を学ぶ。また、マイコンを用いた制御を行うことができるように各自取り組む。技術を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
レポート作成事前に内容を十分に理解しテレポートを作成し、余裕を持ってレポート締切前に受理されることができる内容を十分に理解し、レポート締切までに受理されることができる内容を十分に理解できず、レポート締切までに受理されない
専門分野への理解必要な専門知識を事前に学習し、率先して実験に用いることができる必要な専門知識について指導書を読み学習し、実験に用いることができる必要な専門知識を学習せず、実験に用いることができない
実験への対応知識や技術を生かし、自ら率先して実験実習を行うことができる知識や技術を生かし、実験実習を行うことができる知識や技術を実験実習に用いることができない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる
準学士課程 2(3) 説明 閉じる
準学士課程 3(1) 説明 閉じる
準学士課程 4(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
専門分野を理解する上で必要な知識を座学だけではなく実験を通じて学ぶ。また、理解度を把握するためにレポート作成を行い、評価を行う。
授業の進め方・方法:
実験を行い、各実験ごとにレポート作成を行い、期日内に受理されるまで各担当教員にレポートを修正し、提出する。
注意点:
事前に指導書に目を通し、ノート・グラフ用紙・レポート用紙・筆記用具・定規・電卓・指導書を用意し、事前に指導書に目を通しておくこと。装置の取り扱い方法等は他の授業とは異なり事後に復習しにくいので、使用した電子部品や計測機器の名前および取り扱い方法は実験中に充分理解しておくこと。なお、すべての実験テーマを実施し、すべてのレポートが提出されないと評価されないので注意すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 実験の進め方などについて理解する
2週 交流回路の基礎実験(1) 交流回路の基本的現象を実験する
3週 交流回路の基礎実験(2) 交流回路の発展的現象を実験する
4週 電気回路の応用(1) 電気回路で学んだ解法について実際に実験する
5週 電気回路の応用(2) 電気回路で学んだ解法について実際に実験する
6週 振動の実験(1) 振動の基本的現象を実験する
7週 振動の実験(2) 振動の減衰などについて実験する
8週 まとめ これまでの内容について自分なりにまとめる
2ndQ
9週 シーケンス制御(1) シーケンス制御の基本的な使用法を実験する
10週 シーケンス制御(2) シーケンス制御の発展的な使用法を実験する
11週 各種センサの取り扱い(1) 各種センサの取り扱いについて実験する(熱電対・サーミスタ)
12週 各種センサの取り扱い(2) 各種センサの取り扱いについて実験する(ひずみゲージ)
13週 トランジスタの特性測定(1) トランジスタの静特性測定について実験する
14週 トランジスタの特性測定(2) トランジスタの動特性測定について実験する
15週 まとめ これまでの内容について自分なりにまとめる
16週 まとめ これまでの内容について自分なりにまとめる

評価割合

レポート課題合計
総合評価割合1000100
基礎的能力25025
専門的能力75075