「技術者入門 I」「技術者入門 II」における各種プロジェクトについて,1 年生を適切に指導し,専門の知識や技術,チームをまとめる力を修得する.
概要:
「技術者入門 I」「技術者入門 II」の授業で,3~4 人の 1 年生で構成される班に付き添い,「電子工作基礎」「ミニロボコン」「ライントレーサ製作」「基本測定器の取り扱い」の各プロジェクトを成功に導く.
授業の進め方・方法:
毎回の「技術者入門 I」「技術者入門 II」の授業に参加して各班員を指導し,進捗や反省事項などを記録していく.事前の説明会や事後の検討会がある場合にはそれらに参加する.最後に年間を通し
た取り組み内容について報告書を作成する.
注意点:
自身が履修した「技術者入門I」「技術者入門II」における疑問点や問題点を思い起こし,それらを軽減できるよう,班員や教職員に対して積極的にアクションを起こして欲しい.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
「技術者入門I」のガイダンスに同席して,割り当てられた班員と適切にコミュニケーションできる.
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2週 |
テスタの製作(1) |
テスタの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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3週 |
テスタの製作(2) |
テスタの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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4週 |
テスタの製作(3) |
テスタの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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5週 |
テスタの取り扱い |
テスタを使った測定に際して適切な指導と助言ができる.
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6週 |
ミニロボコン(1) |
ロボット作成に際して適切な指導と助言ができる.
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7週 |
ミニロボコン(2) |
ロボット作成に際して適切な指導と助言ができる.
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8週 |
ミニロボコン(3) |
ロボット作成に際して適切な指導と助言ができる.
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2ndQ |
9週 |
ミニロボコン(4) |
ロボット作成に際して適切な指導と助言ができる.
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10週 |
ミニロボコン(5) |
ロボット作成に際して適切な指導と助言ができる.
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11週 |
ミニロボコン(6) |
ロボット作成に際して適切な指導と助言ができる.
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12週 |
ミニロボコン(7) |
ロボット作成に際して適切な指導と助言ができる.
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13週 |
ミニロボコン(8) |
ロボット作成に際して適切な指導と助言ができる.
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14週 |
ミニロボコン(9) |
ロボット作成に際して適切な指導と助言ができる.
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15週 |
ミニロボコン競技会 |
ミニロボコン競技会に際して適切な指導と助言ができる.
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16週 |
レポート提出 |
ミニロボコンに関するレポートについて適切な指導と助言ができる.
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ライントレーサ製作(1) |
ライントレーサの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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2週 |
ライントレーサ製作(2) |
ライントレーサの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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3週 |
ライントレーサ製作(3) |
ライントレーサの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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4週 |
ライントレーサ製作(4) |
ライントレーサの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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5週 |
ライントレーサ製作(5) |
ライントレーサの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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6週 |
ライントレーサ製作(6) |
ライントレーサの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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7週 |
ライントレーサ製作(7) |
ライントレーサの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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8週 |
ライントレーサ製作(8) |
ライントレーサの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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4thQ |
9週 |
ライントレーサ製作(9) |
ライントレーサの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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10週 |
ライントレーサ製作(10) |
ライントレーサの製作に際して適切な指導と助言ができる.
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11週 |
測定機器の取り扱い(1) |
直流安定化電源や電流計/電圧計の使用法について適切な指導と助言ができる.
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12週 |
測定機器の取り扱い(2) |
オシロスコープの使用法について適切な指導と助言ができる.
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13週 |
測定機器の取り扱い(3) |
ファンクションジェネレータの使用法について適切な指導と助言ができる.
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14週 |
測定機器の取り扱い(4) |
発光ダイオードや圧電サウンダを用いた応用的な測定実験について適切な指導と助言ができる.
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15週 |
まとめ |
実施した全プロジェクトについて適切な報告書を作成して提出できる.
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 3 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 3 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 3 | |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 3 | |
電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 3 | |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 3 | |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 3 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 3 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 3 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 3 | |