情報工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 情報工学
科目番号 d0400 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 山口和紀編『情報』第2版 東京大学出版会、2017年、1900円(+税)
担当教員 臼井 邦人

到達目標

・ 情報システムの役割について理解できる
・ 情報の記号・符号化について理解できる
・ データ通信理論、情報ネットワークについて理解できる
・ 計算モデルについて理解できる
・ データモデルについて理解できる
・ ユーザインターフェースについて理解できる
・ 情報技術と社会との関係について理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1・ 情報システムの役割、情報の記号・符号化、データ通信理論について大変理解できる ・ 情報システムの役割、情報の記号・符号化、データ通信理論について理解できる ・ 情報システムの役割、情報の記号・符号化、データ通信理論について理解できない
評価項目2・ 情報ネットワークについて大変理解できる ・ 計算の方法について大変理解できる ・ 情報ネットワークについて理解できる ・ 計算の方法について理解できる ・情報ネットワークについて理解できない ・ 計算の方法について大変理解できない
評価項目3・計算モデル、データモデルについて大変理解できる・計算モデル、データモデルについて理解できる・計算モデル、データモデルについて理解できない
評価項目4・コンピュータの仕組み、ユーザインターフェース、情報技術と社会との関係 について大変理解できる・コンピュータの仕組み、ユーザインターフェース、情報技術と社会との関係 について理解できる・コンピュータの仕組み、ユーザインターフェース、情報技術と社会との関係 について理解できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・ 情報システムの役割、情報の記号・符号化、データ通信理論、情報ネットワーク、 計算モデル、データモデル、ユーザインターフェース、情報技術と社会との関係 について学ぶ
授業の進め方・方法:
基本的に教科書に沿って講義を進めるが、項目によってはプログラミングやシミュレーションなどの演習を行う。
講義を行うと共に演習課題を課し、レポートとして提出させる.
授業90分に対して配布プリントなどを活用して180分以上の予習、復習をおこなうこと
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ・ガイダンス ・全体の概要
2週 ・情報システム ・情報システムの仕組みと事例紹介
3週 ・情報の表現(1) ・ディジタル符号化
4週 ・情報の表現(2) ・情報の伝達と情報量
5週 ・情報の伝達と通信 ・1対1の通信とプロトコル
・インターネット
・通信の秘密と相手の認証
・情報セキュリティ
6週 ・計算の方法 ・アルゴリズムと計算量
・プログラムとプログラミング言語
7週 ・演習 ・第6週までの学習内容
8週 ・中間試験
4thQ
9週 ・中間試験返却、内容説明
10週 ・計算の理論 ・有限状態機械とチューリング機械
11週 ・データの扱い ・代表的なデータモデル
12週 ・コンピュータの仕組み ・プログラム内蔵方式
・中央処理装置の実現
13週 ・ユーザインターフェース ・ユーザインターフェースの定義と事例紹介
14週 ・情報技術と社会 ・情報技術と社会との関係における問題点と事例紹介
15週 ・定期試験 ・中間試験以降の学習内容
16週 ・定期試験返却、内容説明

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000