到達目標
・工業英語の特徴を掴んで,データシートをはじめとする英語を読み取ることができる.
・理路整然とした文章を日本語で書ける.
・事実と意見を書き分けられる.
・頻出の文法や5文型を理解して,設計した回路の機能・性能説明に対して,適切な英文表現ができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
英語文献の読解 | データシートから適切な情報を取り出して,機能説明ができる。 | データシートから情報を読み取ることができる。 | データシートを適切に読み取ることができない。 |
日本語と英語の対訳 | 日本語と英語について相互に文章が適切な表現で作成できる. | 日本語と英語について相互に文章の作成ができる。 | 日本語と英語について相互に文章を作成することができない. |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程 2(2) 専門分野の知識と能力
準学士課程 3(1) 日本語の記述能力
準学士課程 3(2) 英語によるコミュニケーション
教育方法等
概要:
・データシート(英語版)から適切な情報を読み取る。
・シミュレータを用いて回路設計と機能・性能評価をおこなう。
・日本語で表現した技術的な文章を作成し、英文表現する。
授業の進め方・方法:
座学を中心とするが,適宜確認問題や課題をおこなってもらう.
注意点:
課題を遂行するに当たってシミュレータを使用することもあるので,各自自習してほしい.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
講義内容と成績評価について理解できる
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2週 |
データシートの読み取り(1) |
英語で記載されたデータシートについて、読むことができる
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3週 |
データシートの読み取り(2) |
英語で記載されたデータシートについて、内容について説明することができる
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4週 |
データシートの読み取り(3) |
英語で記載されたデータシートについて、素子の特性を説明することができる
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5週 |
まとめ |
英語で記載されたデータシートの読み取りをすることができる
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6週 |
小テスト |
英語で記載されたデータシートからの読み取りについて、理解度を小テストで確認する
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7週 |
回路設計・評価1 |
シミュレーションをとおして設計・評価の方法を理解できる
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8週 |
回路設計・評価2 |
シミュレーションをとおして設計・評価の方法を理解できる
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4thQ |
9週 |
まとめ |
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10週 |
マニュアルの書式 |
マニュアルの書式について理解できる
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11週 |
英訳前の日本語の整理 |
明瞭な日本語にするための方法を理解できる
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12週 |
日本語から英訳するときの注意点 |
日本語を英訳するときの注意点を理解することができる
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13週 |
英訳文章作成(1) |
技術的な日本語文章から英語文章を作成することができる
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14週 |
英訳文章作成(2) |
技術的な日本語文章から英語文章を作成することができる
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15週 |
まとめ |
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16週 |
小テスト |
技術的な日本語文章から英語文章の作成について、理解度を小テストで確認する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。 | 3 | |
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 3 | |
評価割合
| 小テスト | レポート・課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 35 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |