ネットワーク入門II

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 ネットワーク入門II
科目番号 j0270 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 みやた ひろし「図解入門TCP/IP 第2版」ソフトバンク クリエイティブ(2025年),2750円
担当教員 蓬莱 尚幸

到達目標

・OSI基本参照モデルの意義を理解できる。
・ネットワーク構成要素について説明できる。
・TCP/IPとIPv4が説明できる。
・以上を踏まえて,ネットワークにおける他の技術的側面,社会的側面,人との関わり方が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1プロトコルの概念を説明できる。プロトコルの概念をある程度説明できる。プロトコルの概念を説明できない。
評価項目2プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。プロトコルの階層化の概念や利点をある程度説明できる。ネットワーク サービス,ネットワーク インフラストラクチャを理解できない.
評価項目3ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。ローカルエリアネットワークの概念をある程度説明できる。ローカルエリアネットワークの概念を説明できない。
評価項目4インターネットの概念を説明できる。インターネットの概念をある程度説明できる。インターネットの概念を説明できない。
評価項目5TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術をある程度説明できる。TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できない。
評価項目6SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについてある程度説明できる。SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できない。
評価項目7基本的なフィルタリング技術について説明できる。基本的なフィルタリング技術についてある程度説明できる。基本的なフィルタリング技術について説明できない。
評価項目8情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法をある程度説明できる。情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できるない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R5までのDP) R5までDP_1 科学技術の基礎知識・応用力の修得・活用

教育方法等

概要:
インターネットが日常生活において欠かせないものになった。最近では、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)や情報セキュリティーが,主なトピックスとなっている。本授業科目である「ネットワーク入門」では、インターネットを含んだコンピュータネットワークにおける基礎について学習するものである。本授業では,主に「OSI基本参照モデル」「ネットワーク構成要素」「TCP/IPおよびIPv4」「ネットワークセキュリティ」について取り上げる。これらの学習と理解により、コンピュータネットワークの基礎を身につけ、インターネットに関する最新動向の理解を促す。
授業の進め方・方法:
・本授業は,基本的に、指定教科書を用いて講義形式にて行う。必要に応じ,追加資料を配布する可能性がある。
・授業は、授業計画に基づき実施する。授業では、各項目について教員が説明を行った後に、内容確認のための演習課題を行う。
・必要に応じて自学自習課題を複数回課し,復習の機会を提供する(課題は,主に授業における演習課題の延長である)。
注意点:
・授業で学んだ知識を教科書にある演習問題を解くことでよく理解しておくこと。
・積極的に授業に参加し、疑問点は後に引きずらないように質問をすること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 TCP TCP について理解できる。
2週 UDP UDP について理解できる。
3週 運用管理と管理アクセス NTP, SNMP, Syslog, TELNETについて理解できる。
4週 ファイル転送サービス SCP と FTP について理解できる。
5週 ファイル共有サービス NFS と SMB について理解できる。
6週 Web、電子メール HTTP, SMTP, POP4, IMAP4 について理解できる。
7週 トランスポート層とアプリケーション層におけるセキュリティ SSL と TSL について理解できる。
8週 後期中間試験 前期定期試験以降の学習内容を理解している。
4thQ
9週 前半の振り返り
ネットワークを構成する機器
ネットワークを構成する機器について理解できる。
10週 ネットワークアーキテクチャ ネットワークトポロジ、3層モデルについて理解できる。
11週 Webサービスを利用したアプリケーション(1) Webサービスのアクセス方法について理解する。
12週 Webサービスを利用したアプリケーション(2) スクレイピングとクローリングについて理解する。
13週 Webサービスを利用したアプリケーション(3) Web APIについて理解する。
14週 Webサービスを利用したアプリケーション(4) RESTについて理解する。
15週 後期定期試験 後期中間試験以降の学習内容を理解している。
16週 科目の振り返り ネットワーク入門Ⅰ, Ⅱの振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野情報通信ネットワークプロトコルの概念を説明できる。3
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。3
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。3
インターネットの概念を説明できる。3
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。3
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。3
基本的なフィルタリング技術について説明できる。3
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。3

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合8020100
評価項目110010
評価項目210010
評価項目310010
評価項目410010
評価項目515015
評価項目615015
評価項目710010
評価項目802020