データマイニング

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 データマイニング
科目番号 j0690 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「[第3版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践」出版社:インプレス,出版年:2020,ISBN:978-4295010074
担当教員 大枝 真一

到達目標

データマイニング手法の基礎を学ぶ.
実際のデータに手法を適用し,有効性の検証の方法を学ぶ.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ライブラリの活用方法ライブラリを適切に活用できる. ライブラリを使うことができる. ライブラリを使うことができない.
データの前処理適切なデータの前処理手法を選択し,実装できる.データの前処理のプログラムを実装できる.データの前処理のプログラムを実装できない.
機械学習適切な機械学習手法を選択し,実装し,実データに対して適用できる.機械学習手法を実データに対して適用できる. 機械学習手法を実データに対して適用できない.
データ解析実データに対して,適切な機械学習手法を適用し,データ解析ができる.実データに対して,指定した機械学習手法を利用し,データ解析ができる.実データに対して,指定した機械学習手法を利用し,データ解析ができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
データマイニングでは,最小二乗法,最急降下法などの基礎を理解し,ニューラルネットワークの学習原理について数理を用いて説明を行った.また,機械学習の基礎となる教師あり学習の考え方や有効性の検証方法を学んだ.
知能システムでは,これらの知識を前提として,主に様々なAI手法を用いる方法について学ぶ.
特に,Pythonは機械学習の手法がさまざまライブラリとして公開されており,これらの手法を実際に利用する方法について学ぶ.
授業の進め方・方法:
演習を中心に授業を進める.
注意点:
基本的には演習およびレポートでは学習内容を実装するため,Pythonの基本的なプログラミングができること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス,Pythonの環境設定,Pythonの復習 後期に取り組む内容を理解する.Pythonの環境設定,Pythonの復習を行う.
2週 Kaggle入門(1) Kaggleのタイタニックデータを解析する.
3週 Kaggle入門(2) Kaggleのタイタニックデータを解析する.
4週 データの前処理(1) 機械学習のためのデータの前処理を行うプログラムを作成する.
5週 データの前処理(2) 機械学習のためのデータの前処理を行うプログラムを作成する.
6週 機械学習を利用したデータ解析(1) 機械学習として,決定木,ランダムフォレスト,主成分分析,サポートベクターマシン,Deep Learingを用いた実データ解析を行う.
7週 機械学習を利用したデータ解析(2) 機械学習として,決定木,ランダムフォレスト,主成分分析,サポートベクターマシン,Deep Learingを用いた実データ解析を行う.
8週 機械学習を利用したデータ解析(3) 機械学習として,決定木,ランダムフォレスト,主成分分析,サポートベクターマシン,Deep Learingを用いた実データ解析を行う.
4thQ
9週 実問題へのデータマイニング手法の適用 これまでに習得した手法を実際のデータに適用し,評価する.
10週 実問題へのデータマイニング手法の適用 これまでに習得した手法を実際のデータに適用し,評価する.
11週 実問題へのデータマイニング手法の適用 これまでに習得した手法を実際のデータに適用し,評価する.
12週 実問題へのデータマイニング手法の適用 これまでに習得した手法を実際のデータに適用し,評価する.
13週 実問題へのデータマイニング手法の適用 これまでに習得した手法を実際のデータに適用し,評価する.
14週 実問題へのデータマイニング手法の適用 これまでに習得した手法を実際のデータに適用し,評価する.
15週 実問題へのデータマイニング手法の適用 これまでに習得した手法を実際のデータに適用し,評価する.
16週

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力5050
専門的能力5050