到達目標
【MCC:V-D-1 プログラミング】
評価項目1:プログラミングの基本的な構造を理解し、プログラムを記述できる。
評価項目2:サブルーチンの概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。
評価項目3:与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。
評価項目4:与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。
評価項目5:ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムを実行できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1,2 | プログラミングの基本的な構造とサブルーチンの概念を理解し、様々なプログラムを記述できる。 | プログラミングの基本的な構造とサブルーチンの概念を理解し、基礎的なプログラムを記述できる。 | プログラミングの基本的な構造とサブルーチンの概念を理解しておらず、基礎的なプログラムを記述できない。 |
評価項目3 | 与えられた問題に対して、それを解決するための様々なソースプログラムを記述できる。 | 与えられた問題に対して、それを解決するための基礎的なソースプログラムを記述できる。 | 与えられた問題に対して、それを解決するための基礎的なソースプログラムを記述できない。 |
評価項目4 | 与えられたソースプログラムを解析し、様々なプログラムの動作を予測することができる。 | 与えられたソースプログラムを解析し、基礎的ななプログラムの動作を予測することができる。 | 与えられたソースプログラムを解析し、基礎的ななプログラムの動作を予測することができない。 |
評価項目5 | ソフトウェア生成に必要なツールを使い、様々なソースプログラムを実行できる。 | ソフトウェア生成に必要なツールを使い、基礎的なソースプログラムを実行できる。 | ソフトウェア生成に必要なツールを使い、基礎的なソースプログラムを実行できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
プログラミングを実際に作成することで、ソフトウェアの動作原理を理解する。具体的にはC言語を扱うが、他の言語であっても応用が効くように汎用的なプログラミング言語の知識習得を目指す。とくに、構造化プログラミングの基本を学ぶとともに、関数や文字列処理を理解する。
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】
演習を中心に授業を進める。配布したプリントを理解し、課題を解くことでプログラミングスキル向上を目指す、わからないことがあれば、教科書を使い自分自身で調べることが大切である。本科目はプログラミング基礎Iと連動した科目である。
【評価方法】
課題(100%)で評価する。
【参考図書】
松浦健一郎,司ゆき 著『C言語完全入門』(SBクリエイティブ)
注意点:オフィスアワーとして水曜日16時20分から17時として設定しているため、理解できない内容があれば質問に来ること。また、オフィスアワー以外の時間であっても事前にOffice Teamsのチャットなどにより連絡してよい。演習課題は締切までに必ず提出すること。
注意点:
「プログラミング基礎I」の授業と連動している.対象となる問題を理解し,適切な処理内容に置き換える能力を身に付けること.さらに,その処理内容をプログラムとして実装することができる能力を身に付けること.各種プログラム開発ツールは十分に使いこなせるようにすること.課題についてよく考え,手を動かし,プログラムを自らの力で作成できる能力を身につけること.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1年生のプログラミングの復習を行う。基本的なUNIXコマンド、エディタの操作方法を学ぶ。 |
基本的なUNIXコマンド、エディタを操作できる。
|
2週 |
プログラムの基本である、順接、分岐、反復を復習し、使いこなせるようする。 |
順接、分岐、反復を説明できる。
|
3週 |
変数と配列の違いを理解し、適切にプログラムを作成できるようにする。 |
変数と配列を用いたプログラムを作成できる。
|
4週 |
乱数の生成方法について学ぶ。 |
乱数を扱える。
|
5週 |
関数について学ぶ。 |
関数を含むプログラムを作成できる。
|
6週 |
プログラミングにおける2進数、10進数、16進数の扱いを学ぶ。 |
数値を2進数、10進数、16進数で表すことができる。
|
7週 |
char型を学ぶことを通して表現できる数値範囲を学ぶ。 |
char型を扱うことができる。
|
8週 |
過去問を課題として取り組む。 |
過去問の課題を実装できる。
|
2ndQ |
9週 |
char型により文字を扱う方法を学ぶ。 |
文字を扱うことができる。
|
10週 |
文字列の扱い方を学ぶ。 |
文字列を扱うことができる。
|
11週 |
ペアプログラミングを通して、他者と共同してプログラムを作成することを学ぶ。 |
ペアプログラミングにより課題を解決できる。
|
12週 |
文字列を関数で処理する方法を学ぶ。 |
文字列を関数で処理するプログラムを作成することができる。
|
13週 |
文字列の応用として、暗号解読方法を学ぶ。 |
暗号を暗号化・復号化するプログラムを作成することができる。
|
14週 |
文字列の応用として、文字列の圧縮方法を学ぶ。 |
文字列を圧縮するプログラムを作成することができる。
|
15週 |
過去問を課題として取り組む。 |
過去問の課題を実装できる。
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | プログラミングの基本的な構造を理解し、プログラムを記述できる。 | 2 | 前1,前2 |
サブルーチンの概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 2 | 前3,前4,前5 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 2 | 前3,前4,前5,前8,前15 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測できる。 | 2 | 前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムを実行できる。 | 2 | 前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
評価割合
| 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
評価項目1、2、3、4、5 | 100 | 100 |