技術者入門II

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 技術者入門II
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 米村 恵一,和田 州平

到達目標

関数を理解し,与えられた手順のもとで使いこなせる。
論理回路の基礎を理解し、全加算器を作成することができる。
論理回路をプログラムで作成することを理解し、プログラムで作成することができる。
テキスト処理を理解し、プログラムを作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
関数関数を理解し,自身で作り、使いこなせる。関数を理解し,与えられた手順のもとで使いこなせる。関数が使いこなせない。
全加算器論理回路の基礎を理解し、全加算器を作成し、複数ビットの計算機を作ることができる。論理回路の基礎を理解し、全加算器を作成することができる。全加算器を作ることができない。
論理回路のプログラム論理回路をプログラムで作成することを深く理解し、プログラムで上手く作成することができる。論理回路をプログラムで作成することを理解し、プログラムで作成することができる。論理回路をプログラムで作成することができない。
テキスト処理テキスト処理を深く理解し、プログラムをうまく作成することができる。テキスト処理を理解し、プログラムを作成することができる。テキスト処理が理解できず、プログラムを作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
プログラミングの基礎を学ぶ。
論理回路の作成を行い、ソフトウェアとハードウェアとの関係を深く学ぶ。
授業の進め方・方法:
自ら考え、作成をする。
考えるための基礎を提供する。
基礎について説明をする。
その基礎を活用し、プログラムを作成していく。
論理回路の作成ではハードウェア作成演習に触れる。
注意点:
大切なのは正解することではなく、その過程で考えること・考えたことである。クラスメートとの議論も大切な時間となる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 関数1 様々な関数を作成し、関数の成り立ちに慣れる
2週 関数2 様々な関数を作成し、関数の設計に慣れる
3週 関数3 様々な関数を作成し、関数を理解する
4週 関数4 様々な関数を作成し、関数を深く理解する
5週 論理回路の作成1 半加算器を作る
6週 論理回路の作成2 全加算器を作る
7週 論理回路の作成3 複数ビットの計算機を作る
8週 論理回路のプログラミング1 半加算器をプログラムで実現する
4thQ
9週 論理回路のプログラミング2 全加算器をプログラムで実現する
10週 論理回路のプログラミング3 複数ビットの計算機をプログラムで実現する
11週 総合演習1 テキスト処理を基礎とするプログラムを作成する
12週 総合演習2 テキスト処理を基礎として作成したプログラムを改良する
13週 総合演習3 テキスト処理を基礎とするプログラムの規模感を大きくし、一度最初から設計する
14週 総合演習4 設計したプログラムを作成する
15週 総合演習5 設計したプログラムを改良する
16週 総合演習6 設計したプログラムを改良したものを完成させ報告する

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
基礎的能力8080
専門的能力2020