到達目標
・C言語でパラレルポートの制御プログラムが作成できる。
・C言語でキーボードマトリクスのスキャン入力制御プログラムが作成できる。
・C言語でA/D変換器とD/A変換器の制御プログラムが作成できる。
・C言語で割込みを扱う方法を学び、簡単な応用プログラムが作成できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
パラレルポートの制御 | 自らパラレルポートの制御プログラムを作成できる。 | 相談しながらパラレルポートの制御プログラムを作成できる。 | パラレルポートの制御プログラムを作成できない。 |
キーボードマトリクスのスキャン入力制御 | 自らキーボードマトリクスのスキャン入力制御プログラムを作成できる。 | 相談しながらキーボードマトリクスのスキャン入力制御プログラムを作成できる。 | キーボードマトリクスのスキャン入力制御プログラムを作成できない。 |
A/D変換器とD/A変換器の制御 | 自らA/D変換器とD/A変換器の制御プログラムを作成できる。 | 相談しながらA/D変換器とD/A変換器の制御プログラムを作成できる。 | A/D変換器とD/A変換器の制御プログラムを作成できない。 |
割込み処理とその応用 | 自ら割込み処理とその応用プログラムを作成できる。 | 相談しながら割込み処理とその応用プログラムを作成できる。 | 割込み処理とその応用プログラムを作成できない。 |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程 2(2) 専門分野の知識と能力
準学士課程 2(3) ものづくりに必要な力
教育方法等
概要:
H8マイコンのディジタル出力、アナログ入出力、割り込み処理について理解し、プログラミングを作成する。
授業の進め方・方法:
H8マイコンを1人1台ずつ用いる。USBケーブルを介してPCに接続する。PC上でC言語によりプログラムを作成し、H8マイコンで実行できる形式にコンパイルして転送する。
注意点:
プログラムをH8マイコンに転送し、H8マイコンが独立して動くため、printf() を用いたPCのモニタ上での動作確認はできない。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、LED点滅制御基礎実験 |
諸注意を理解できる。 H8マイコンの取り扱い方法を理解できる。
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2週 |
LED点滅制御基礎実験 |
LEDを点滅する制御プログラムを作成できる。
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3週 |
LED点滅制御基礎実験 |
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4週 |
LED点滅制御基礎実験 |
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5週 |
LCD表示 |
LCDに文字を表示できる。
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6週 |
LCD表示 |
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7週 |
LCD表示 |
文字列のスクロールを制御できる.
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8週 |
スイッチ入力 |
ダイナミック・スキャン方式によるスイッチからの値の入力方法を理解できる。
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2ndQ |
9週 |
スイッチ入力 |
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10週 |
スイッチ入力 |
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11週 |
マイク兼スピーカを用いたアナログ信号処理 |
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12週 |
マイク兼スピーカを用いたアナログ信号処理 |
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13週 |
マイク兼スピーカを用いたアナログ信号処理 |
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14週 |
レポート整理 |
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15週 |
レポート整理 |
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16週 |
レポート整理 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 情報系【実験実習】 | 情報系【実験実習】 | 与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 3 | |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 3 | |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 3 | |
評価割合
| レポート | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |