コンピュータ入門II

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 コンピュータ入門II
科目番号 0021 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 丸山 真佐夫,吉澤 陽介

到達目標

コンピュータ,インターネットを有効かつ安全に活用していくための基礎的な知識や技能を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンピュータの構成プログラム内蔵方式コンピュータの原理と基本構成を詳細に理解できるプログラム内蔵方式コンピュータの原理と基本構成を理解できるプログラム内蔵方式コンピュータの原理と基本構成を理解できない
インターネットインターネットの仕組みとその上で実現さているサービスについて詳しく説明できるインターネットの仕組みとその上で実現さているサービスについて説明できるインターネットの仕組みとその上で実現さているサービスについて説明できない
情報社会とセキュリティ情報社会、セキュリティに関する課題を詳しく説明できる情報社会、セキュリティに関する課題の基礎を説明できる情報社会、セキュリティに関する課題を説明できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程 2(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータの操作方法、オフィスソフトの基礎、インターネットのルールとモラル、セキュリティなど、コンピュータを利用する上で必要な基礎的な知識を学習する。
授業の進め方・方法:
座学と演習を交えて、知識と技能を身に着けられるように進める。
注意点:
日常的にコンピュータに関連するニュースなどを調べ、本講義と実際の世界の動きを関連付けるよう意識すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 アナログとディジタル アナログとディジタルの表現方法、コンピュータとの関係について理解する
2週 コンピュータの仕組み(1) コンピュータの基本構成を理解する
3週 コンピュータの仕組み(2) プログラム内蔵方式コンピュータの動作原理を理解する
4週 コンピュータの歴史(1) コンピュータの発明にいたる歴史を理解する
5週 コンピュータの歴史(2) コンピュータの発達史を理解する
6週 情報のディジタル表現 いろいろな情報のディジタル表現について理解する
7週 通信手段の歴史 通信手段がどのように発達してきたかを理解する
8週
4thQ
9週 インターネットの仕組みとさまざまなサービス インターネットの基本的な仕組みを理解する
10週 インターネットの仕組みとさまざまなサービス(1) インターネットの基本的な仕組みを理解する
11週 社会における情報システム 現代社会におけるさまざまな情報システムを理解する
12週 情報社会の特徴と問題 情報社会の特徴と問題点、情報社会における個人について理解する
13週 セキュリティ対策 情報社会におけるセキュリティ対策の重要性と利用者が行うべき基本的な対策について理解する
14週 情報社会と技術者 情報社会における技術者の役割を理解する
15週 まとめ 本講義の学習内容を整理する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野その他の学習内容少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。3
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。3
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。3
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。1
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。1
ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。1
情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。1
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。1

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合8020100
コンピュータの構成30030
インターネット301040
情報社会とセキュリティ201030