英語ⅢA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英語ⅢA
科目番号 0033 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 1.『Landmark Fit English Communication II』啓林館、2017年 2.『COCET2600 理工系学生のための必修英単語2600』成美堂、2012年
担当教員 福士 智哉

到達目標

英文理解の基礎となる語彙力、文法の知識、英単語を正しく発音するための知識や正しく綴るための力の素地を養う。それらの能力を用い、短くはない英文を理解するとともに、平易な英文を1つ以上書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 語彙力、文法的知識、英文読解ある程度難しい語彙、英文を理解し、3ページほどの英文のほどんどの内容を理解することができる。標準的な難易度の語彙、文法を理解し、3ページほどの英文の内容をある程度理解することができる。授業で取り上げる語彙、文法を理解することができる、3ページほどの英文の内容をほとんど理解できない。
評価項目2 音読音、強勢、リズムなどをほとんど正しく発音でき、内容が問題なく伝達できる。音、強勢、リズムなどをある程度正しく発音でき、多少の理解しにくいところはあるものの、内容伝達ができる。発音が正しくなく、内容伝達ができない。
評価項目3 英作文授業で学習する語彙、文法に加え、自ら学んだ語彙、文法を用いて平易な英文を複数書くことができる。授業で学習する語彙、文法を用いて平易な英文を1つ以上書くことができる。授業で学習する語彙、文法を用いることができず、また英文を書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
中学校や1年次で学習した文法、英単語、熟語を復習し、授業に臨むことが求められる。加えて教科書本文の内容を理解するため、予習を行うことが求められる。2年次の他の英語科目の学習と合わせて、英検準2級に合格に向けた能力を身につけTOEICを受験するための英語力を養うことを目指す。正確な英語の読解力を養成するため、各 Lesson につき、単語・熟語・文法事項等を総合的に学習していく。読解力養成のため、授業前の内容理解(予習)に基づく音読を行う。
授業の進め方・方法:
授業では、講義形式で英文を読解するだけに留まらず、ペアワーク、グループワークなどを取り入れ英文を理解する。そのため授業前の予習は必須となる。加えて、英単語の発音、綴り方をドリルを用いて行い、語彙力の育成を測る。授業で取り上げるテーマに即した英作文を、個人、ペア、グループで行う。定期的に語彙に関する小テストを実施する。
注意点:
授業への積極的な参加が求められる。それが見られない場合や授業に必要な物を忘れた場合は、授業に参加していないとみなし、評価を減ずる事がある。また予習、提出物の遅れも同様である。一方、授業への積極的な参加態度、学生個人の積極的な学習意欲を評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 第1時間目、第2時間目にガイダンスを行う。
2週 Lesson 1 I'm the Strongest! 学習内容を理解することができる。
3週 Lesson 1 I'm the Strongest! 学習内容を理解することができる。
4週 Lesson 1 I'm the Strongest! 学習内容を理解することができる。
5週 Lesson 2 Tokyo's Seven-minute Miracle 学習内容を理解することができる。
6週 Lesson 2 Tokyo's Seven-minute Miracle 学習内容を理解することができる。
7週 Lesson 2 Tokyo's Seven-minute Miracle 学習内容を理解することができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 Lesson 3 Saint Bernard Dogs 学習内容を理解することができる。
10週 Lesson 3 Saint Bernard Dogs 学習内容を理解することができる。
11週 Lesson 3 Saint Bernard Dogs 学習内容を理解することができる。
12週 Lesson 4 Chanel's Style 学習内容を理解することができる。
13週 Lesson 4 Chanel's Style 学習内容を理解することができる。
14週 Lesson 4 Chanel's Style 学習内容を理解することができる。
15週 前期定期(期末)試験
16週 答案返却・解答と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。3
古文・漢文について、音読・朗読もしくは暗唱することにより、特有のリズムや韻などを味わうことができる。3
代表的な古文・漢文について、日本文学史および中国文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。また、それらに親しもうとすることができる。3
教材として取り上げた作品について、用いられている言葉の現代の言葉とのつながりや、時代背景などに関する古文・漢文の基礎的知識を習得できる。3
論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。3
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。3
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。3
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。3
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。3
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。3
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。3
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。3
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。3
英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。2
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。2
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験提出物小テスト態度合計
総合評価割合50202010100
基礎的能力50202010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000