実験実習 III

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 実験実習 III
科目番号 0041 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 齋藤 康之,丸山 真佐夫,米村 恵一,岩田 大志

到達目標

・C言語でパラレルポートの制御プログラムが作成できる。
・C言語でキーボードマトリクスのスキャン入力制御プログラムが作成できる。
・C言語でA/D変換器とD/A変換器の制御プログラムが作成できる。
・C言語で割込みを扱う方法を学び、簡単な応用プログラムが作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
パラレルポートの制御自らパラレルポートの制御プログラムを作成できる。相談しながらパラレルポートの制御プログラムを作成できる。パラレルポートの制御プログラムを作成できない。
キーボードマトリクスのスキャン入力制御自らキーボードマトリクスのスキャン入力制御プログラムを作成できる。相談しながらキーボードマトリクスのスキャン入力制御プログラムを作成できる。キーボードマトリクスのスキャン入力制御プログラムを作成できない。
A/D変換器とD/A変換器の制御自らA/D変換器とD/A変換器の制御プログラムを作成できる。相談しながらA/D変換器とD/A変換器の制御プログラムを作成できる。A/D変換器とD/A変換器の制御プログラムを作成できない。
割込み処理とその応用自ら割込み処理とその応用プログラムを作成できる。相談しながら割込み処理とその応用プログラムを作成できる。割込み処理とその応用プログラムを作成できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
H8マイコンのディジタル出力、アナログ入出力、割り込み処理について理解し、プログラミングを作成する。
授業の進め方・方法:
H8マイコンを1人1台ずつ用いる。USBケーブルを介してPCに接続する。PC上でC言語によりプログラムを作成し、H8マイコンで実行できる形式にコンパイルして転送する。
注意点:
プログラムをH8マイコンに転送し、H8マイコンが独立して動くため、printf() を用いたPCのモニタ上での動作確認はできない。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、LED点滅制御基礎実験 諸注意を理解できる。
H8マイコンの取り扱い方法を理解できる。
2週 LED点滅制御基礎実験 LEDを点滅する制御プログラムを作成できる。
3週 LED点滅制御基礎実験
4週 LED点滅制御基礎実験
5週 LCD表示 LCDに文字を表示できる。
6週 LCD表示
7週 LCD表示 文字列のスクロールを制御できる.
8週 スイッチ入力 ダイナミック・スキャン方式によるスイッチからの値の入力方法を理解できる。
2ndQ
9週 スイッチ入力
10週 スイッチ入力
11週 マイク兼スピーカを用いたアナログ信号処理 A/D変換について理解できる.
12週 マイク兼スピーカを用いたアナログ信号処理
13週 マイク兼スピーカを用いたアナログ信号処理
14週 レポート整理
15週 レポート整理
16週 レポート整理
後期
3rdQ
1週 タイマ割り込み実験 割り込み処理を扱える.
2週 タイマ割り込み実験
3週 タイマ割り込み実験
4週 レポート整理
5週 割り込み処理による波形出力実験 PWM制御について理解できる.
6週 割り込み処理による波形出力実験
7週 割り込み処理による波形出力実験
8週 レポート整理
4thQ
9週 応用実験 これまでの知識を活かしてUFOゲームを作成できる.
10週 応用実験
11週 応用実験
12週 応用実験
13週 レポート整理
14週 レポート整理
15週 レポート整理
16週 レポート整理

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00