プログラミング演習IV

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミング演習IV
科目番号 0050 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 大枝 真一,丸山 真佐夫

到達目標

グループによるプログラム開発の基礎的な能力を習得するとともに、セキュアなプログラミングについての基礎を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
グループによるプログラム開発能力グループメンバと協調して効率的にプログラム開発ができる。グループで作業を分担し、プログラム開発ができる。グループで作業を分担し、プログラム開発ができない。
ドキュメンテーション能力保守、拡張作業の観点から優れたプログラム使用の文書化ができる。プログラムの仕様を文書化できる。プログラムの仕様を文書化できない。
セキュアプログラミング能力セキュアなプログラミングについての基礎を理解し、代表的な攻撃手法を実装できる。セキュアなプログラミングについての基礎を理解できる。セキュアなプログラミングについての基礎を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
グループでのプログラム開発の過程として実装、テストを行う。また、セキュアなプログラミングの基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
教員からの指示は最小限にとどめ、受講者自身の考えにもとづいて設計、実装する。
注意点:
これまでに講義で学習したデータ構造、アルゴリズムの知識を、現実の問題、実際のプログラミングに対して積極的に適用してみること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 グループ課題(5) 設計にもとづいて関数等の機能単位の実装ができる。
2週 グループ課題(6) 設計にもとづいて関数等の機能単位の実装ができる。
3週 グループ課題(7) 設計上の問題を発見し、グループ全体で修正することができる。
4週 グループ課題(8) チーム全体の進捗を把握し、遅れている部分の援助、または援助の要請ができる。
5週 グループ課題(9) 各担当部分をすべて実装することができる。
6週 グループ課題(10) 各担当部分の単体テストが行える。
7週 グループ課題(11) 単体テストで発見した問題を修正できる。
8週 (中間試験)
4thQ
9週 グループ課題(12) システム全体の結合テストを行える。
10週 グループ課題(13) 結合テストで発見した問題を修正できる。
11週 グループ課題(14) システムの仕様を文書化できる。
12週 グループ課題(15) 作成したプログラムの機能を発表、デモンストレーションによって伝えることができる。
13週 セキュアプログラミング(1) プログラム作成において注意すべきセ代表的なキュリティリスクを理解する。
14週 セキュアプログラミング(2) バッファオーバフロー攻撃などの基本的な攻撃手法を理解する。
15週 セキュアプログラミング(3) 攻撃を行うプログラムを実装する。
16週

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
グループによるプログラム開発能力3030
プログラム実装能力6060
セキュアプログラミング能力1010