実験実習 IIA

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 実験実習 IIA
科目番号 0055 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 齋藤 康之,丸山 真佐夫,吉澤 陽介

到達目標

電気・電子素子、DIO装置、LCDの使い方を理解し、ボードゲームを作成できる。
回路シミュレータを用いて論理回路を設計でき、実際にICで回路を作成して動作確認できる。
最新技術を知り、応用方法について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
電気・電子素子、DIO装置、LCDの使い方を理解できる。自ら率先して回路設計を行い、動作確認できる。相談しながら回路設計ができ、動作確認できる。班員が行っている回路設計や動作確認をただ見ているだけ。
ボードゲームを作成できる。自ら率先して回路設計や外装のアイディアを創出でき、システムを構築できる。相談しながら回路設計や外装のアイディアを創出でき、システムを構築できる。班員が行っている回路設計や動作確認をただ見ているだけ。
論理回路を作成できる。自ら率先して回路設計を行い、動作確認できる。相談しながら回路設計ができ、動作確認できる。班員が行っている回路設計や動作確認をただ見ているだけ。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電気・電子素子、論理回路の使用方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
前半は、電気・電子素子の使い方を学び、ボードゲームを作成する。
後半は、回路シミュレータを用いた回路設計を行い、実際にICを用いて回路を組んで動作を確認する。
注意点:
電気回路、論理回路、プログラミングの授業内容が深く関係している。これらの授業と並行して実験が進むので、各々十分に理解しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、実験1「論理回路の復習」 実験実習での注意事項を理解する。
論理式から論理回路を導出し、回路を構築できる。
2週 実験1「論理回路の復習」 論理式から論理回路を導出し、回路を構築できる。
3週 シンクロスコープ シンクロスコープの使い方を理解できる。
4週 実験2「光スイッチとモータを用いた周期信号の計測」 光スイッチを構築でき、蛍光灯の点滅周期やモータの回転周期を計測できる。
5週 実験2「光スイッチとモータを用いた周期信号の計測」 光スイッチを構築でき、蛍光灯の点滅周期やモータの回転周期を計測できる。
6週 実験3「DIO装置を用いたLED点滅制御とスイッチ入力」 DIO(ディジタル入出力)装置の使い方、LED点滅制御、スイッチ入力方法を理解できる。
7週 実験3「DIO装置を用いたLED点滅制御とスイッチ入力」 DIO(ディジタル入出力)装置の使い方、LED点滅制御、スイッチ入力方法を理解できる。
8週 実験4「PCを用いたLCD表示実験」、ボードゲームの内容検討 DIO装置を用いて、PCから小型液晶ディスプレイに文字を表示できる。
ボードゲームのテーマ、ルール、回路図、必要機材を検討できる。
2ndQ
9週 実験4「PCを用いたLCD表示実験」、ボードゲームの内容検討 DIO装置を用いて、PCから小型液晶ディスプレイに文字を表示できる。
ボードゲームのテーマ、ルール、回路図、必要機材を検討できる。
10週 実験4「PCを用いたLCD表示実験」、ボードゲームの内容検討 DIO装置を用いて、PCから小型液晶ディスプレイに文字を表示できる。
ボードゲームのテーマ、ルール、回路図、必要機材を検討できる。
11週 ボードゲームの概要発表 ボードゲームのテーマ、ルール、回路図、必要機材を説明できる。
12週 ボードゲーム作成 ボードゲームの機構、外装を試作できる。
13週 ボードゲーム作成 ボードゲームの機構、外装を試作できる。
14週 ボードゲーム作成 ボードゲームの機構、外装を試作できる。
15週 ボードゲーム作成 ボードゲームの機構、外装を試作できる。
16週 ボードゲーム試作品の発表 たとえ小規模でも実際に動くボードゲームの機構を実装し、説明できる。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000