実験・実習IB

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 実験・実習IB
科目番号 0055 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 担当者より配布する
担当教員 米村 恵一,安井 希子

到達目標

マイコンを用いたモノづくりを体感する
プロジェクト実習によりものづくりを体感し、抄録の作成、発表を行う

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
マイコンの基礎基礎を十分に理解している基礎をある程度理解している優、良にて必要な到達を満たせない
マイコンの応用応用を十分に理解している応用をある程度理解している優、良にて必要な到達を満たせない
考える、作るものを完成させる形にするものづくりに着手できない
まとめる学習事項をまとめて,深い考察とともに報告することができる学習事項をまとめて,結果を報告することができる学習事項をまとめることができない
発表する成果を十分に報告する成果を報告する成果を報告できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程(R6) 1B 情報の基礎
 準学士課程(R6) 3C コミュニケーション能力
 準学士課程(R6) 4A 観察力・解析力
準学士課程(R6) 6A ハード・ソフトウェア、ネットワーク、情報システムの知識習得

教育方法等

概要:
マイコンを用いたモノづくりを体感する
プロジェクト実習によりものづくりを体感し、抄録の作成、発表を行う
授業の進め方・方法:
マイコンを用いたモノづくりを体感する
後半のプロジェクト実習では,ソフト,ハード問わず、自由に作成を行う
抄録,発表資料の作成も行う
注意点:
大切なのは正解することではなく、その過程で考えること・考えたことである。クラスメートとの議論も大切な時間となる

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 マイコンを用いたモノづくり マイコンとは何かを学ぶ
2週 マイコンを用いたモノづくり マイコンを用いたI/Oを考え、LEDを点灯させる
3週 マイコンを用いたモノづくり マイコンを用いてLEDの色を変化させる
4週 マイコンを用いたモノづくり マイコンを用いてLEDの色を変化させる
5週 マイコンを用いたモノづくり マイコンを用いた応用課題に取り組む
LEDによる作品を考える
6週 マイコンを用いたモノづくり マイコンを用いた応用課題に取り組む
LEDによる作品を作る
7週 マイコンを用いたモノづくり マイコンを用いた応用課題に取り組む
LEDによる作品を作る
8週 マイコンを用いたモノづくり マイコンを用いた応用課題に取り組む
LEDによる作品を作る
4thQ
9週 プロジェクト実習1 何を作るか考える
10週 プロジェクト実習2 考えたアイデアを発表し意見交換する
11週 プロジェクト実習3 ものづくりをする
12週 プロジェクト実習4 ものづくりをする
13週 プロジェクト実習5 ものづくりをする
14週 プロジェクト実習6 抄録を書く
15週 プロジェクト実習7 発表する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術工学実験技術目的に応じて適切な実験手法を選択し、実験手順や実験装置・測定器等の使用方法を理解した上で、安全に実験を行うことができる。3
実験テーマの目的を理解し、適切な手法により取得したデータから近似曲線を求めるなど、グラフや図、表を用いて分かり易く効果的に表現することができる。3
必要に応じて適切な文献や資料を収集し、実験結果について説明でき、定量的・論理的な考察を行い、報告書を作成することができる。3
個人あるいはチームとして活動する際、自らの役割を認識して実験・実習を実施することができる。3
情報リテラシー情報リテラシー社会の情報化の進展と課題について理解し説明できる。2
代表的な情報システムとその利用形態について説明できる。2
コンピュータの構成とオペレーティングシステム(OS)の役割を理解し、基本的な取扱いができる。2
アナログ情報とデジタル情報の違いと、コンピュータ内におけるデータ(数値、文字等)の表現方法について説明できる。2
情報を適切に収集・取得できる。3
データベースの意義と概要について説明できる。2
基礎的なプログラムを作成できる。3
計算機を用いて数学的な処理を行うことができる。3
基礎的なアルゴリズムについて理解し、任意のプログラミング言語を用いて記述できる。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。3
情報の真偽について、根拠に基づいて検討する方法を説明できる。3
情報の適切な表現方法と伝達手段を選択し、情報の送受信を行うことができる。3
情報通信ネットワークの仕組みや構成及び構成要素、プロトコルの役割や技術についての知識を持ち、社会における情報通信ネットワークの役割を説明できる。2
情報セキュリティの必要性を理解し、対策について説明できる。2
情報セキュリティを支える暗号技術の基礎を説明できる。2
情報セキュリティに基づいた情報へのアクセス方法を説明できる。2
情報や通信に関連する法令や規則等と、その必要性について説明できる。2
情報社会で生活する上でのマナー、モラルの重要性について説明できる。2
情報セキュリティを運用するための考え方と方法を説明できる。2
データサイエンス・AI技術の概要を説明できる。2
データサイエンス・AI技術が社会や日常生活における課題解決の有用なツールであり、様々な専門領域の知見と組み合わせることによって価値を創造するものであることを、活用事例をもとに説明できる。2
データサイエンス・AI技術を利活用する際に求められるモラルや倫理について理解し、データを守るために必要な事項を説明できる。 2
データサイエンス・AI技術の利活用に必要な基本的スキル(データの取得、可視化、分析)を使うことができる。 2
自らの専門分野において、データサイエンス・AI技術と社会や日常生活との関わり、活用方法について説明できる。 2

評価割合

中間報告書期末報告書合計
総合評価割合5050100
基礎303060
応用101020
分野横断能力101020