電子計算機 II

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 電子計算機 II
科目番号 0057 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 栗本 育三郎

到達目標

・基本的なコンピュータの構造を説明できる。
・ALUを設計できる。
・シフターを設計できる。計算機構を説明できる。
・命令フェッチ、デコード、実行プロセスが説明できる。


ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的なコンピュータの構造を人に説明できる。基本的なコンピュータの構造をある程度説明できる。基本的なコンピュータの構造をある程度説明できない。
評価項目2ALUを設計できる。ALUをある程度設計できる。ALUをある程度設計できない。
評価項目3シフターを設計できる。計算機構を人に説明できる。シフターをある程度設計できる。計算機構をある程度説明できる。シフターをある程度設計できない。計算機構をある程度説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
計算の原理からはじめて、電子計算機の基本構造、ALU、ゲート、レジスタ、シフターの設計製作手法を理解させる。
授業の進め方・方法:
電子計算機の本質を、設計製作評価を通じて、理解できるようにする。
注意点:
計算機の本質を理解するように務めること。NAND回路などの基本論理回路を理解すること。論理式を利用できるようにすること。システム思考法を身につけること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・ コンピュータの内部構造の設計 ・ コンピュータの内部構造を3バス形式で設計する。
2週 ・ コンピュータの内部構造を3バス形式で設計する。
3週 ・ コンピュータの内部構造を3バス形式で設計する。
4週 ・ ゲート・レジスターユニットの設計 ゲートレジスタユニットの設計
5週 ゲートレジスタユニットの設計
6週 ゲート・レジスタユニットの製作 ゲートレジスタユニットの製作
7週 ゲートレジスタユニットの製作
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 ゲートレジスタユニットの製作



10週 ゲートレジスタユニットの製作
11週 ゲートレジスタユニットの製作
12週 ゲートレジスタユニットの製作
13週 ゲートレジスタユニットの製作
14週 ゲートレジスタユニットの製作
15週 ALUの設計 ・ ALUの設計手法について、真理値表より、論理式を導出して、NANDのみで設計する。
・ クラス全員で8ビットALUの設計を行う。
16週 ALUの設計 ・ ALUの設計手法について、真理値表より、論理式を導出して、NANDのみで設計する。
・ クラス全員で8ビットALUの設計を行う。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合602000200100
基礎的能力2010010 040
専門的能力4010 0010060
分野横断的能力000